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現実逃避とアイドルとWonderful World

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昨日の記事を書いてから、そういえば、ふと思い出しました。

以前にも「アイドルと自分」について考え込んでしまったことがあることを。

 

昨日のお話はこちら。

要は、「夢ビジネスで若い女の子を使い捨てる事務所や業界に嫌気が差すけれど自分だって提供された新しい女の子を次々好きになってその構造に加担してる加害者だよね」っていう懺悔のような自嘲のような記事です。

 

今日のお話は先に要点をまとめておくと、「アイドルを好きな自分は他人に入れ込んで自分の現実から逃げてるだけなんじゃないのか」って話です。いつものように今日も結論もなく吐き出すだけになります。通常運転に戻るとか昨日言っときながらまだこんなんですみません。あと、全然時事問題と関係なくてすみません。今アイドルについて考えるトレンドはこっち方面じゃないのは分かってます!

 

こんなことを思ったのは去年の秋だったんですが、その頃私は人生結構つまづき気味でした。自分でなんとかしないと物事が先に進まないのにどうにも色々なことが噛み合わず、とりあえず毎日をぼんやりとした焦燥感の中でやり過ごしているような感じでした。

そんなある日、Juice=JuiceのライブDVD(FIRST SQUEEZE!の初回限定盤B特典)を観てたら、急に、本当に不意に「私って今、この子達のライブ映像に逃げてるんじゃ…」て気持ちになったんです。ライブ観ながらウリャオイしてても、やらなきゃいけないことが頭の片隅にあったんでしょうね。 

First Squeeze!(初回生産限定盤B)(2CD+DVD付)

First Squeeze!(初回生産限定盤B)(2CD+DVD付)

 

デビューしてからのシングル全曲収録のDisc1と、つんく以外だけどクオリティ高い新曲を収録したDisc2に、ファーストライブツアーのうちの1公演を丸々収録したDVDの3枚組だよ!それでこのお値段は相当コスパ良いよ!伸びやかで心地良い歌声に包まれたいなら必見必聴だよ!(ダイレクトマーケティング

 

で、自分がアイドルに逃げてるんじゃないかと気付いたその日あまりにも落ち込んだんでしょうね。手帳に日記を書いてるのを発見しました。他人にお見せするには申し訳ないくらいかなり気持ち悪いテンションですが、もう推敲する気も起こらないのでそのまま載せます。

まじか。なんか突然気付いてしまった。日曜日の午後、ひとりでオレンジパウンドケーキを作り、紅茶淹れて、洗濯物取り込んで、充実してる今日。Juice=JuiceのライブDVD観てた。

私、こんなにアイドルとかに入れ込んでるのは、自分のこと考えなくてすむからじゃ。他人のこと考えてる間は自分のこと忘れられる。自分のことなんも分かんない。この子たちがキラキラした笑顔する度に、苦しい。この子たち何も悪くないのに。現実逃避。良い大人が。

苦しい時にこうやって逃げて忘れてきた結果がこの様だ。アイドル(男でも女でも)好きになってそれで現実とうまく付き合えてる(心の支えになるから)と思ってたけど、それ以上に、自分を顧みる時間が足りてないんじゃ。何がしたいかも分からない。何をしなければいけないかも分からない。知ろうとしない。現実見えてない。他の人はもう人生を始めてるのに。

趣味、好きなもの、増えていくと、どんどん楽しい人生になるじゃん!って思ってた。昨日まで。けどもしかしたらどこかで、落とし穴が待ってるかもしれない。原文ママ

…もう、本当に良い大人なんですけどね…。いつまでも思春期みたいな文章と思考ですみません。

 

念には念を入れておきますが、この日から毎日こんなこと思ってる訳じゃないですよ!

結局、この後この状況から抜け出すために自分のことを頑張るエネルギーは好きなものや好きな人達がくれたし、逃げられるから好きな訳じゃなくて、好きだから入り込めるんだってことも今ではきちんと分かってますよ!

ただ、好きなものを応援する自分について思い詰める瞬間は、こういう風に急に訪れることが時々あるよねーって話です。それこそ今月も然り。自分の私生活と、好きなものの流れが全て順調!なんて時はあまり無いからね。何かが悪ければ他も悪くてもう全部最悪、なんて時もあるし。それでも、見捨てられないし切り離せない、好きなものはもはや自分の人生の一部なんですよね。自分のことよりも無意識に優先して考えてしまうほど好きな対象があるということの素晴らしさは、こうして気分が落ち込んでる時には気付けないので、自然浮上するのを待つしかない。そして、気持ちが上向いて来た時に自然に浮上した先が何処かっていうのが、やっぱり答えなんだと思う。そしてその時に、好きなアイドル達がこの世界を彩ってくれたことに感謝できるなら、それでいいんだと思う。いつもいつでもキラキラを受け入れられる訳ではないよね。

 

この世界は スバラしいよね なんて大きな愛に包まれているの⁈

あなたがいれば あなたを想えば それだけでここはWonderful World

[ Wonderful World / Juice=Juice ]

折角なのでJuice=Juiceの歌詞で〆てみました。

今見るとビジュアルがすごい迷走してる。けど歌声の輝きがとても素敵。

この世に愛をふりまいてくれているような、そんな歌です。

そしてまさかの作詞作曲「好きやねん、大阪。」のイイジマケンさん。作風幅広過ぎ…なんてことも楽しめる、ヲタクで今日も人生楽しい。うん、やっぱここに帰ってきた。