体裁を整える気力がないので、書き散らかしますがご容赦を。
あやちょの卒業についてまだ書けていないうちに。卒業者が出てからたったの1週間で、もう卒業予定者が。
こんなにも早く未来がやってくるなんて思ってなかった。
<アンジュルム 勝田里奈の卒業に関するお知らせ>
この10年間は本当に、本当にたくさんの思い出で溢れています。
いいことも辛かったこともたくさんたくさんあったな。
お腹いっぱい、充分たくさんの経験をさせていただきました。
本当に感謝の気持ちでいっぱいです。
何度も自分自身と向き合い、考え、1番自分の興味があり、今後やっていきたいことはなにかを考えた結果、
私はファッション関係の仕事に携わりたいと思いました。
これまでの活動に対してもいい意味で思い残すことなくスッキリした気持ち、
さらに前を向いた時に明確に叶えたい夢や目標がある。
このタイミングでの卒業が自分の中でベストタイミングだと思いました。
なんでなんでどうして。
今じゃないでしょ。
と、言えないくらいに。
りなぷ~の天使の羽根が大きすぎる。
飛び立つには充分すぎる。
ずっと前からりなぷ~は一途にファッションに興味があり、卒業後はファッションの道に進みたいと宣言していたし、アンジュルムの活動と両立して短大を卒業し…。
wearも、minaでの連載も、全て彼女の身になっている。というよりも、彼女の纏う衣服になっているというか。
彼女がファッションを愛し、その道を希望をもって歩めば歩む分だけ、煌びやかで豪華な服になっているような。そんな夢のような、魔法のドレスが見えている気がしていて。
次の道を迷うようなこともなく、やりたいこととやれるだけの実力とを備えて卒業を決めるというのは、アイドル人生の幸福なエピローグだと、一般論としてそう思う。
グループ卒業のタイミングは、あとはきっかけの問題だけだった。
今にして思えば、そこまで理解していたけれど。
彼女の準備が整っていることに気付かないふりをしていた。
まだまだ、アンジュルムでの彼女を見ていたかったから。
2019年6月19日から、アンジュルムの第2章がスタートした。
第2章の“2”は、2期の“2”である。
あやちょの“1”は、大きく、鮮やか。
長かった“1”を“2”がどんな風に超えてくるのか。ずっと“2”だった彼女たちが“1”になってどんな活躍を見せてくれるのか、これからを本当に楽しみにしていた。
3人が選んだバランスは「りな-タケ-かな」の3人並びではなく、りなぷ~が裏番長に回るというもので、その時にあっ…と思ったのは確かだ。
だけど、ようやく2期が最年長の期としてスポットライトを浴びる時代が来たのだから、これから数年間、彼女たちは時代を享受すると思っていた。思い込んでいた。
なんて巧妙に夢見させてくれたんだ。
笑顔で隠して本当のところを見せない。そういうところに表れる2期の2期らしさに、やっぱり好きだと感じてしまう。
りなぷ~の。
柔和な笑顔がスキちゃん。
真っ直ぐ前を見つめる、時には厳しい目の輝きがスキちゃん。
むろのテンションに関係なく、ゆるやかに始まる挨拶がスキちゃん。
誤魔化すことなく、自分の語彙で自分の心を過不足なく表そうとしてくれる言葉選びがスキちゃん。
スッと伸びる美しい手足がスキちゃん。
髪色も髪型もメイクも、いつも変わり続けて追い求めるところがスキちゃん。
念願だったwearの更新を欠かさないところがスキちゃん。
構いに行って、構ってもらって、コミュニケーションをいっぱいとりたがるところががスキちゃん。
軽やかで芯の通った、ポイントを決して外さない歌声がスキちゃん。
楽しい時に、明らかに楽しそうなところがスキちゃん。
誰かが嬉しい時、一緒に喜んであげられるところがスキちゃん。
自分の役割をいつでも分かって立っているところがスキちゃん。
後輩に厳しいことを言えるところがスキちゃん。
先輩に優しいことを言えるところがスキちゃん。
同期に愛を伝えられるところがスキちゃん。
ファンとのやりとりを軽妙に楽しんでくれるところがスキちゃん。
熱い心に基づいて生きているところがスキちゃん。
こんな出来る子はそういないよ。本当に尊敬している。
彼女の芯は、勝田里奈が貫く「純情」。
反抗ではなく、一途ゆえのシンプルさ。むやみやたらと力まない。
削ぎ落とされた造形美は、いつも向かい風をたおやかに受け流す。
家族を愛し愛され、毎日にささやかな楽しみがあって、ふざけあうのが好きで、大きな夢があって、努力する力があって。
まるでスマイレージの描く女の子そのものみたいな、あなたが好きです。
好きよ 好きよ 好きよ 好きよ
全部 大好きよ
後悔なんてしないわ
私の生き方だもん
昨夜、卒業発表を受けて描いたアンジュルムの未来予想図。
現体制は3ヶ月限りという、余りにも短い期限を第2章が始まった途端に提示されて、この期間は“つなぎ”なのだと。実質、あやちょとりなぷ~の卒業はほぼ同時で、9月以降が“本当のスタート”なのだと、思った。
新しく始まった11人体制が固まりきらないまま、りなぷ~の卒業を迎えることになるんだろうなと、頭に思い浮かんだのだけど。
悲しい一夜が明けて今朝、れいらのブログを読んでいて、はっとした。
卒業まで、残り約3ヶ月。
凄く凄く短いです。
きっとあっという間だと思います。
けど、ここからが本当のスタートだと思います!
この残りの3ヶ月、勝田さんにとって最高だと思える3ヶ月にしたいですし、
早くも始まったばかりの11人での活動も残り3ヶ月なので全力で9月25日まで駆け抜けれたらなと思います!
たったの3ヶ月しかないから?なんだそれ。
何をわたしはぼんやりしていたんだろう。
まだまだ、3ヶ月もあるのに。
今この時しか揃わない奇跡の11色で、最高の輝きにまで高めていくことは、どんなに短い期間でだって、できる。
彼女たちは、何も諦めず、一直線にそこを目指してる。
どんな時も最強だって、最強であろうとするって。アンジュルムには逆境を戦っていくだけの力があるって、ファンなんだからもう知ってるじゃないか。
甘かった。気合入ってなかった。
クールで熱い、チョイカワ裏番長に喝を入れられちゃうね。
残ってる元気は全部出していく。サボらない。
あと、たったの90日だけど。13週しかないけど。
たかが3ヶ月。されど3ヶ月。私は私のできることをする。
折れそうな心に火をつけてくれたのは、またもアンジュルムだった。
アンジュルムの灯の一つとして、とびっきりの愛を送ろう。
そう。
好きよ、好きよ、好きよ、好きよ。
君が大好きよ。
りなぷ~ならもう飛び立つ準備はできているのは分かっているけど、だけど、やだ、ここにいてほしい、歌って踊るアンジュルムの勝田里奈が、わたしは、すきだ……
— 奏ポルカ (@polka8dot) 2019年6月26日
あやちょの卒コンの影で着々と準備を進めていたことや、発表のタイミング、商法をほとんど行わないままさらりと駆け抜けていきそうな短いお別れ期間、選んだ道、好きがぶれないところ、考えれば考えるほど何もかもが彼女らしいなって、でも、でも、だけど
— 奏ポルカ (@polka8dot) 2019年6月26日
唯一無二の貴女だけの色がそこから無くなること。箱を愛する者としては、やっぱり凄く寂しい。
だけど、あなたの一歩を誇りに思う。
いつも、尊敬に値する美しい背中を見せてくれて、本当にありがとう。
愛を知り、夢を大切にし、強く美しく、大事なものを決して見失わないとってもいい子だから、あなたの将来についてはなんにも心配していません。
どうか、りなぷ~の未来が、色鮮やかで賑やかで明るいものでありますよう。
まずは、卒業までの月日がこの上なく素晴らしいものとなりますよう。
今年も最高の夏になるよ、きっと。アンジュルムなら。
▼勝田里奈連載「R Fashion Tool」 |