雨の降らない星では愛せないだろう?

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「関ジャニ∞ 47都道府県ツアー UPDATE」2月14日香川公演

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はじめに

関ジャニ∞の歴史にとって大きな意味を持つはずの、大切な47都道府県ツアーUPDATE。

勇敢に楽しく順調に進んでいたのに、一転して先が見えなくなってしまった。

 

2月14日。現段階での、ツアーが時を止めてしまったその最後の日。

わたしは、UPDATE香川公演に参加しました。

 

その日は、友だちと「コロナこわいね」って世間話をした記憶がうっすらとあります。

だけど、公演が中止になるとか、無観客配信とか、グッズ列で距離をあけるとか、観客席を1席飛ばしにするとか、フェイスシールド必須とか、無言で観るとか、そんなことはまったく考えてなかった。

隣の人と手つなぎすることにも、ほんの一抹の不安すらよぎらなかった。

まだそういう世界だったのだと、今改めて驚きます。

 

お知らせが出たのはいつ頃だったかな。

2月14日までがツアー前半で、3月11日から後半がスタートする予定で、その間にどんどん状況は悪くなり、世界は変わり。

早く後半のグッズ公開されないかな、なんて言ってる場合ではなくなった。

 

3月からの中止発表された公演に参加予定だった方たちの悲しみを目にしては、言葉はおかしいかもしれないけど、申し訳ないという気持ちがすごくて。

運が良いとか悪いとかの話じゃないはずなのに、あまりの肩身の狭さにわたしもいっそ行けなかったら良かったのに、なんてことも思った。

 

Twitterで曲ネタバレを伏せて感想を呟いたのは、まだこれから参加する人たちに配慮したからでした。

自分のためにブログでは、ちゃんと感想を書いて上げたいと思っていました。

だけど、ほんの少し書くのが遅れただけで、空気は一変。「今、そんなことを書いてる場合ではない」という感覚が支配するようになりました。

 

それでも、家にこもっている間今のわたしにできることは、たまたまの偶然で行けたこのライブがどれだけ楽しかったか、文字にして世に放つことだけだと考え、日々変わる状況に挫けながら、それでもまだ希望に満ちていたあの日を少しでも書き留めておきたい、と少しずつ書き進めたのが以下の文です。
 

幾度も言葉を選び書き加えては手が止まり、筆をとっては折りの繰り返しで…あっという間に6ヶ月が経過してしまいました。

 

大まかに完成した後も、このブログは下書きのまま保存してありました。

突き詰めれば自己顕示欲以外の、世に出す意義を感じられないそんな日々が長く続きました。

ですが、来週8月19日には待望の『Re:Live』発売。そして特典DVDにUPDATE丸ごと全部収録ということで、彼らも区切りをつけたのかな、と感じ、わたしもこの葛藤を手放すことにしました。

 

ツアー再開後の公演。きっと、絶対、必ずあります。

その時にはもっと、もっともっとUPDATEされた姿で、日本全国に夢を届けてくれるはずです。

だから…、もう、心おきなく、ネタバレ全開で語りますね。

 

目覚めた瞬間に忘れていく夢のように、かすかな手触りしか残っていないのですが。

確かにあの日、そこに在った光を。感じた希望を。

わたしという一観客の目を通じて、少しでも伝えられたら幸いです。

 

どうか、正確なところは映像の方でご覧くださいませ。 


 

 

それでは以下お蔵出しなので、文章のテイストがころころ変わります。

 

 

 

関ジャニ∞ 47都道府県ツアー UPDATE 2月14日香川公演 

セットリスト

1. 歓喜の舞台
2. 今
3. EJコースター
4. 一秒KISS
5. 浮世踊リビト
6. キングオブ男
7. DONAI
8. WASABI
9. myself
MC
10.  My story
11. faaaaal in Love
12. 渇いた花
13. ナントカナルサ
14. 夢列車
15.  友よ

アンコール 無限大

 

いかんせん初日(11/6)から自分の入る公演(2/14)まで3ヶ月もあったので、不可抗力ネタバレ見てしまったことは何度もありました。

ですが、まるっと別パターンのセットリストがあることも、各箇所アップデートを重ねた曲セレクトになっていることも知りませんでした。

(あるいは、どこかの時点で知ってしまってたかもしれないけど運良く忘れてました。)

 

なので、関ジャニ∞TVで予習をしていた『CHUU』はいつ来るんだろう??と、ひたすら待ってました。

一緒に入った友人と2人で開演前に「よっ!ゴッドマル屋!」を練習してたんですけど…まさか予習の成果が発揮できないとは思いもしませんでした。笑

いつバンドになるのかなぁ、MC明けからメイクしてくるのかなぁ?→お着替えしてそのまま普通に登場→これはおかしいぞ…?じゃあ、アンコールでメイクして出てくるのかな?そのメイクのままライブ締めたら笑えるけど…?→そのまま終了。ええええ…CHUUなかった…?

 

終わって調べてびっくりしました。セトリがそんなバラエティーに富んでるなんて。

考えてみたら合理的ですね。1日2公演だとバンドセットのセッティング問題がありますもんね。 

ということで、わたしが入った2月14日昼香川公演は、いわゆる「バンドセトリ」だったそうです。   

   

 

会場まわり開演前~入場

幾度となく来たことがある、なんなら自分が立った思い出も多いレクザムホール。

ネーミングライツには申し訳ないのだけど、未だに「香川県民ホール」と心の中では呼ばせてもらってます。思い出も多い大ホール。 

 

思い入れが当選を引き寄せたなどとは思わないけど「行くならここで行きたい。地元、そしてかつて興味のなかった頃の自分が行き逃した47が行われたこのホールで」と賭けて応募した公演に本当に入れて、願った夢が叶うなんて、本当に感無量でした。

 




 

 

ドームじゃないのに、電子チケットを見せ、あの発券機から座席の紙が出てくるのすごい不思議な感じでした。

ドキドキしながら券を裏返すと、席は3階席。

正直、一瞬落胆しましたが、いやいやここに入れるだけで!そういえばわたし、奇跡の復活当選なんだった!ありがたいことです。

人生で初めて手作りうちわを用意してみたんだけど、残念ながら活躍することはなさそう。ひろ~いドームの方が、彼らが近くに来てくれる可能性があるの、変な感じ。

 

3階に向かう前に、1階席の通路から、ステージにかけられた特製緞帳を見ました。

大きく描かれた日本地図。47都道府県一つ一つにboyくん達のキャラクター。

これを引っ提げて、この日本中をまわるんだなぁ、この香川にもやってきてくれたんだなぁと思うとぐっときました。

 

そして、開演を待つ、ソワソワ。 

 

誰からともなく始まる「エイト!」の第一声。そこまでは、普段のドームと同じ。

だけどこの、ホールでのエイトコールは違った。

 

座席数2,001人のホールに立つ人々の声は、約50,000人のドームのようにあちこちでリズムが違うさざ波にならなかった。

全員が全く同じテンポで、同じ休符で、「エイト!エイト!」と一つになっていた。

わたしの声も、2,000人分の声と同化して一つの大声になっていた。

 

ゾクゾクッと、震えが全身を駆け上った。 

これが、ホール公演ということか、と肌で理解した。

 

忘れられない。この瞬間。   

  

歓喜の舞台

幕がぱっと落ちる。そこには、セットの2階に立ち並ぶ5人の姿!

 

関ジャニ∞が近くに、居る!!

 

自分が3階席だったからこそ余計にそう思ったのかも。

「上に居る、そばに居る!」って強く感じた。

 

その瞬間に歌が始まり、響いてきた歌詞。

 

「待ちわびた今日に」。

 

涙が、ぶわわわっと溢れた。

 

待ってた…待ってた!!!!! 

会えた…始まった…!

 

そうこうしているうちにもあっという間に過ぎ去っていく“今日”を楽しもう、って心に決めた。

 

この曲を聴くと27時間テレビのダンス部の先生たちを思い出して涙倍増する。ぱっと落ちた幕が、さっと下手に引っ張られていく様子がなんか面白かった。 )

 

イントロのトゥルルルルルルンで、一気に気持ちが過去のコンサートに飛んだ。

セトリに入っていたGR8ESTも飛び越えて、私はやっぱりこの曲でジャムツアーを色濃く思い出す。

 

華やかなりし、あの夏。

今がもちろん最高で最強だけど、あの時も確実に最高で最強だった。

全然感傷なんて無いつもりだったのに、5人を目の前にして、7人の夏を恋しく思ったことにびっくりする。

 

EJコースター

大歓喜!ニズムだ!!!!!ライブで聞けるの初めて!

重大なことを言います。Aメロが倉安でした。

心の倉安ツイッターに即効書き込んだのでこれは確かです。

な、なんだ君たち!肩寄せて頭寄せてほっぺつん!イチャイチャしやがって…!!(訳:いいぞもっとやれ) 

 

ご挨拶

香川の人、県外の人、前回の47来てくれた人などの挙手アンケートはここだったかな?

 

日替わり:1秒KISS

選択肢は3つ。

 

1)Cool magic city

2)Eightpop!!!!!!!

3)1秒KISS

 

わたしは断然クルマジです!!!!!

理由:他は最近のツアーで聞いたことあるけど、クルマジ未体験だから!振りをやってみたいから!!

 

熱烈拍手の甲斐あって、クルマジと1秒KISSでの2択になる流れ…かと思いきや、その後もう一度3択で拍手させられ、その後クルマジと1秒KISSでの決戦があり…なんで1回やり直した?

そして、負けまして『1秒KISS』に決定しました。しかたない…しかたない…。

音響の関係だと思うけど「KISS!KISS!」「ナイナイナイナイ!」があんまり聞こえなくて、さみしかった…。

 

浮世踊リビト

上手下手の袖ギリギリまで順番に一人ずつ来てくれる。1階の前方ブロック羨ましい!

マルちゃんが服をペロンとめくって、ワンパック…じゃないシックスパックを披露していたのが印象に残ってる。 

普段のドームコンサートだったら今ここトロッコの流れだなぁって思って、だけど実際はステージから降りられないのがなんか面白かった。

 

キングオブ男

ででん!この曲わたし参戦歴においてフルコンボなので、まだ来るかってちょっと笑った。

 

「愛する女のためだけ全てを敵にしても守る」→丸山さん

「愛する野郎どもの夢並ならぬ涙の賜物」→安田さん

 

やまだ…………!!!!!

 

歓声をあげることすらできなかった。 

感動したでもなく、打ちのめされたでもなく、当然嫌だというわけでもなく、うまく言葉にできないけど、なんかただただ衝撃を受けた。

 

うーん。今思い出してもなんかめちゃくちゃショック受けてたな!

GR8ESTで、覚悟を決めたように一人で歌い上げた亮ちゃんの姿。十五祭で、メンバーカラーTシャツを着て遊ぶように楽しく踊る6人の姿。それぞれまだ記憶に新しいからかな。

なんだろ。すごく「時代が変わったな」って感じたワンフレーズでした。

 

DO NA I

大好きなDO NA I!またジャムツアーを思い出してた。

かつて7人が描く「∞」をスタンド真正面席から眺めて感動したあの夏が忘れられない。

 

忘れられない…って、普段から思ってるわけではないんだけど…。

 

現場で、音楽がかかったら急に気持ちがぶわっときて。

今回はこのパートどう踊るんだろうって緊張しながら待ってた。

 

5人で描く「∞」は小さかった。 

とても小さな小さな軌跡だった。

 

あぁ…小さい、と思ったけど、

在る。続いてる。 「5人で守ってる」って、思った。 

 

無限大は今も変わらず無限大のまま、なんだな。

エイトマークを守ってくれる5人に改めて感謝の念が沸いた。

 

それはそうと!!

サビの「助け出すぜ必ず」で横向いてザッザッザッて後ずさりするステップあるじゃないですか!

そこの!安田さんのバックステップが!

超!後ろ体重!!!!!

かっこいいいいいいいいい!!!!!!!!!!

 

って悶えてました。好きぴ。

 

※6/17配信Smile Up! Project『Johnny’s World HAPPY LIVE with YOU』Day 2のセトリに入ってました!

 

 

WASABI

不意打ちWASABI…!!!!!めちゃ嬉しい。 
安田さんのダンスが絶品でした。そこしか見てない目が足りない。

 

myself

モニター無しでシンプルに歌のみ。歌詞が…ね、響いて泣いてしまいました。

 

MC

上着を脱いだ姿を見ていて気付く。なんか衣装の色合いがちょっとすごい。鮮やかな浅葱色というか…新撰組みたい。 

 

覚え書き

・横山さんのドリンクが4つもある「経費削減しろよ」「今日は飲むかもしれへん」
・「バレンタイン告白する人いますかー?」\ハーイ/「誰ー?」\マルちゃんー!/「そういうのええねん」
・「マルは人として欠落している、欠けているからおすすめしない」

・マルちゃんにチョコを渡すと→「チョコ食べてポォ!カンカンカン…(一応味見)」

・「バレンタイン渡す人ー?」→\元旦那~/\そこに娘~/(謎の客)

《着替え》

・横ちょの一人タイム

・横山さんとマルちゃんのドラマ告知タイム、丸「WOWOW俺も入ってないから皆で6月に入ろう」

・安田さん「昨日マリンライナーで島々が見えた」→「しまじろう?」→「しまじろう(足を出し両手を開くポーズ)」

・横倉でうどんバカ一代、店主さんが「ぉぉ!ぉぉ!ぉぉ!」バター釜玉

・丸ちゃんは前乗りで楽器屋さんとうどん屋さん(ネギを自分でハサミで切るところ)「キッチンバサミでネギ」「高枝バサミでネギ」「キッチンバサミで木」楽器屋で引くほど金を遣う、うどん屋さんもう一軒行きたかったけど行けなかった

・度々ネタをふられてその都度可愛い安田さんの「しまじろう」

・奥さんと来ている3F上手奥の男エイターと会話\奥さんの名前呼んで~/→「名前は?」→\コーヘイとリナ~!/→「コーヒーとウインナー?」「ただの朝ごはんや」

・安田「昨日大阪で青木さん家観て新幹線乗って岡山で乗り換えてマリンライナーで隣の人と50分話して最後LINE交換した、今度泊り行く約束した」村上「それ鶴瓶や!」

・ほっこり話→サウンドチェックで「ローがもっこり」という安田さん

 

公演時間長くないのに意外とMC時間が長くてゆったり喋ってて話題も豊富で、ワイワイキャッキャと楽しかったです!

お客さんと直で会話する場面も多く、なんか凄かったなぁ…3階席の人でも喋れるんだってビックリした。(声を上げる勇気はわたしには無かった)

 

My story

この曲に漂う穏やかさが、5人の今だなって思いました。泣きました。

 

「ここから立ってください」「腰重っ」みたいなくだり。大倉君の煽り。メモには”座りポーズ”とありますが何のことか覚えてない。

 

faaaaal in Love

イントロの音に合わせたクラップの振り付けでテンション爆上がり!

新規ダンス曲ですよ!!!!!!!!!

振付が超いい!そして裾が神…!

 

そして来るぞ…来るぞ…と待ち構えて

 


安田「目をひらいて」

 

ピンスポキター!!

 

すごい、こんなキター!感のあるピンスポは初めてでした。どんぴしゃ。

 

発売時ここの歌割は誰の声?と話題になって、わたしも注目していたので予想通り安田さんで「正解ー!」の気持ちと、中央で美味しい歌割りを一人光照らされて歌う姿が“アイドルグループのセンター”って感じでうわーって盛り上がる気持ちが全部詰まった一瞬でした。

めっちゃ良いのではやく映像リピしたいね…。

 

渇いた花

こ、これは…(泣)

シンプルに傷。エピソードや思い入れがぐさっぐさ傷口刺してくる。すごい攻めてるなと思った。選曲意図を知りたい。

 

ナントカナルサ

渇いた花でぐさぐさ泣いてたからこの曲が来てすごい救われた。なんとかなるな!って励まされた(単純)。

マルちゃんとヒナちゃんがわちゃわちゃ絡みながら歌ってて可愛かった~。

  

夢列車

折角ナントカナルサで楽しくなったのにまた泣いた。

5人がセットの段に、空の星のように点々と散らばって腰掛けて歌う画がとても印象に残っている。綺麗な思い出、回想シーンの中にいるみたいだった。

もうひと盛り上がり行くのかと思ったらもうここで挨拶でビックリ。しっとりしたセトリだ。

 

MC-挨拶

横山さんの挨拶。神奈川ありがとうございましたの言い間違え。

「2年間不安にさせたり悲しませたりすることが多くて、僕らも何を発信するべきか悩んだけど、今ここにいることが全て」という言葉が胸にじんときました。そういうことが直接伝えたくての全国行脚なんだなと伝わってきました。

最後の『友よ』への曲振りが「どうぞ」だったのが妙に印象に残ってる。

 

友よ

 

すーっと息を吸ってからの「なぁ 友よ」の歌声、すごかった。

来るって分かってるのに予想以上の剛速球で、衝撃を受けた。

この日のレポを幾つか見たけど言及してる人多かったので、たぶん気のせいではないと思う。

 

なんだろう、力があった。

魂のこもった歌声。

 

すごーくすごーく的を絞って、私の胸に狙い飛ばされてきた感じ。

近くで歌ってくれるということ、私に歌ってくれるということ。

ずどんと来ました。きっと、いつまでも忘れないと思う。

 

完璧な理想の青写真を叶えることではなく、何度も描き直す。それが真に夢を見るということかもしれない。みたいなことを考えてました。

5人による5人のための曲が、これまでにないほど力強いことの幸せ。 

 

アンコール

開演前もそうだったように、アンコールを求める声も会場全体で一つで、誰かのアピールに乗っかる訳じゃなく全員の総意で、彼らを求められることが嬉しかった。

 

無限大

「友情!真実!夢!希望!幸せ!笑顔!勇気!旅立ち!」

 

初!!!!!無限大です!!!!!

 

 

最後の挨拶

 

最高で最強の→集中!→3150ポーズ→最強ポーズ→楽しくなる4人→「もう1回!」「もう1回とかちゃうねん」→もう1回やる、の流れが楽しかった~!

夜公演が隣県だったので「徳島行ってきます」と言ってはけていって、今からキャンピングカーに乗ってあの道を行くんだな~と想像もできて、送り出し嬉しかったな~。

「最後に丸から一言!」「今年もナントカ(ここ忘れた)じゃなかったら」\チョンチョンって感じ/って全員で大合唱したのも楽しかった! 

 

 

 

 

おわりに

セットリスト、新鮮でした。

ドームの普段ならここでお手振りだな!って場面で当然トロッコは出ないので、めいっぱい上手下手の袖まで来てくれるとか。緩急をつける曲数の余裕がなく、まるでダイジェストみたいに「強い!エモい!終了!」って感じとか。

 

あと、彼らの選択が興味深かったです。結構、思ってたよりも曲が感傷寄りで。

11月から回ってるツアーだったから、その前にセトリを決めたと思うとまぁ納得もあるんだけど、正直自分が入った2月にあまりそんなにしんみりした空気はなくて。

するっと済ませた痛みや、向き合うことを避けてきた思い出に、強制的に向き合う時間として使うことになった感じがあった。

でも、本当は観客の自分じゃなくてエイト側がそういう…感傷的なことを求めてたのかな。求めても良い時期になったのかな。

 

たぶん、大人になったんだと思う。

傷から少し遠ざかって、「今」ではなく「あの頃」として、“青春”というレッテルを貼ることができたんじゃないのかな。

遠くから懐かしく悼むことができた。それは歩みを止めず先に進んでる証なんだと思う。

 

どことなくよそいきで、だけど間違いなく輝いていた『ジャム』。

7人で意地を持ち寄り、欠けた1人の穴を埋めたようとした『GR8EST』。

今が最高で最強であると、何が何でも夢見させてくれた『十五祭』。

『UPDATE』はそのどれとも違って、肩肘張らず、自然体で、あたたかな空気でした。

 

会いにやって来てくれた関ジャニ∞は、愛を持って来てくれた。 

圧倒的な機構も、ド派手な特効もない。

だけど確実に手渡しで、一人一人に一つずつ。そんな風に幸せを運んで回る彼らを、また好きになりました。

 

最近関ジャニ∞のライブDVDも観てないし、曲もあんまり聞いてない。それこそ5人での唯一のコンテンツである『友よ』のCDしか。

だけど、帰ったら『十五祭』から観ようかな。そう思えた。 

 

そんな風にわたしの一歩も進めてくれた、希望満ち溢れるひとときでした。

 


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わたしの街に来てくれて、ありがとう。