こんにちはポルカです。
2019→2020アイスランド旅行記もついに第8話となりました!
前回
・1月2日、シルフラで身も心も凍えてしんだ
・間欠泉と滝が絶景だった
ここまで残念ながら、目的の一つである「オーロラ」にはかけらも巡り合えていません…!
アイスランド滞在はいよいよ最後の1日です。はてさて、天は我らに微笑んでくれるのか…!!
7日目:1月3日(金) 火山洞窟ツアー~レイキャビークの街
観光最後の日。
天候不順でツアーなどが順延する可能性も考えて、予備日としてフリーに使えるよう空けておいた日でした。
しかしオーロラハンティングツアー以外は思いのほか順調にすすんだため、ぽっかり空いた日となって。前日の夜に困ってツアーパンフレットやオプショナルツアーサイトを眺めて決めたのが「The Lava Tunnel 火山洞窟ツアー」です。
火山帯ならではのアクティヴィティだし、レイキャビクから片道30分、午前中で終わるということでこれは丁度いいと申し込み。
そうやってまたいそいそと朝早くから、暖かく防水の服装とGood hiking shoes(指定)を着込んで最寄りのバス停からピックアップされて行くのでした。
道中は見渡す限りの雪原。
ぽつんと一軒の小屋。ここがツアーガイドさんのいる受付です。
ほっとするような可愛いクリスマスツリーの装い。
ヘルメットを被り、いざ雪中行軍。
トンネル内に入っていきます。
トンネルといってもところどころに穴が開いていて、そこに降り積もる雪と青空が綺麗。
階段を歩き、奥まで進んでいきます。地質的な説明をしてくれますが、英語の用語が難しくて聞き流すのみ…。
後頭部のハッシュタグは上手く撮れても、ふなちゃんは影絵になってしまいます。
LAVA TUNNELの入り口と内部。ふなちゃんには洞窟よりも雪景色が映える。#FSKとおでかけ pic.twitter.com/8CFFMojgPY
— ポルカ (@polka8dot) 2020年1月3日
バスツアーを終えレイキャビークに戻って来た後は、そのまま歩いて散策に出かけます。
この日はとてもよく晴れているけど、気温が低くて雪が積もっていて寒かった!
レイキャビク街歩き。気温−6℃。2,3日前からの雪が降り積もる中。#FSKとおでかけ pic.twitter.com/XjG1pWy6ew
— ポルカ (@polka8dot) 2020年1月3日
数日前も歩いたソルファーの彫像サンボヤージャーからハルパコンサートホールの方へ海沿いを歩き、港を越え「Seabaron(Saegreifinn)」というお店まで。
お昼ご飯です!!!!
冷え切った身体をあたためてくれるロブスタースープと魚の串焼き。
お値段はリーズナブルで(2人分で約6,200円…あれ?)、時間帯がずれたのか店内は混んでおらずほっと一息でした。
色合いが可愛らしい繫華街を通り抜け。
マップ片手に町の教会に寄ってみたり。
凍り付いたチョルトニン湖のなんと美しかったこと!!
家ごとに色も形も本当に様々なときめく住宅街を抜けていくと、いつのまにかお馴染みハットルグリムス教会までやってきました。
初めて内部まで見学してみたり。
更に歩いて、街外れにあるペルトランという施設を目指します。
交通手段がうまく見つからず歩いて行きましたが、これがかなりしんどかった…!
近くまでバスで行ってもどのみち最後は歩きらしいのですが、雪道にかなり体力を奪われました。
オマケに入場料がバカ高い。中は自然科学や疑似氷の洞窟の展示で、人によっては評価が分かれるところ。
しかし、展望台がすっごく良かった…!!
澄み渡った空気、どこまでも見晴らしの良い景色!
極寒ともいえる屋外でしたが、ここから一望したレイキャビクの風景は忘れられません。
また光が眩しすぎて逆に影が濃くなってしまうやつです。遠くの山並みまで本当に美しかった。
ちょうど夕暮れかけた時間帯で、すごく印象深い色合いでした。
美しい雪道を歩いて宿に戻り、パスタと謎肉とSKYRで最後の晩餐。
ギリギリまでドキドキしましたが、ツアーキャンセルを知らせるメールもなく…
いよいよ、到着日以来のオーロラハンティングツアー催行です!!
前回のガイドさんとは違う方で、若くて元気な印象。
ミニバスに乗った人数も前回より少なく和気あいあいとした雰囲気。
連れて行ってくれる場所も前回とはまるで違って、本当に灯りの無い真っ暗な川辺。
クッキーとあたたかいココアも振る舞ってくれます。のんびりムードでしばらく待機。
すると…!
にわかに騒がしい雰囲気。山の向こうを撮影して明るい声を上げる人たち。
なに?まさか…?とわたしたちもカメラを向けてみると…
……!!!!
出、出~~~~~!!
オーロラだ~~~~~~~~~~~!!!!!!!
正直、肉眼では「ちょっと明るいかな?」程度ではっきりとは分からないのですが、レンズ越しに見るとまるで違う、緑色の光の帯!
焦りながらスマホ、GoPro、ミラーレス一眼をとっかえひっかえし、設定を模索しながら、より明確な写真を追い求めます。
しかしこれが本当に難しい…!
一応、露光などの設定は頭に入れてきたつもりでしたが、いざ本番となるとあたふたするばかりでした。せっかく持ってきた三脚もうまく使いこなせなかった…。
最初はいつ消えてしまうかと慌てましたが、それでも悠々と写真を撮れるくらいオーロラは残り続け、かなり長い時間ツアー参加者の目を楽しませてくれました。
そのうち、だんだんとゆるやかに緑の光は夜空に紛れていき、この夜のオーロラショーは静かに終了となりました。
オーロラが見れると見れないではツアーの雰囲気は大違いです。
初日と違って明るい空気でツアーは解散、参加者たちは満足の帰路につきました。
私たちにとっても、初日の収穫無しの重苦しい疲れたツアー、その後2回の天候不順によるツアーキャンセル、期待むなしく毎晩見上げた寒空を経て、最終日にツアーがちゃんと催行され、そして念願叶ってオーロラが見れて、なんと嬉しかったことか。
はるばるでしたが夢を叶えるためにアイスランドに来て、日程ギリギリまで滞在を計画し、最後まで諦めずチャレンジし続けて、それで良かったんだと幸せな気持ちになりました。
弱々しいけれどもオーロラ見れました!これにてアイスランド旅行はおしまい。ラストチャンス間に合ってよかった!!#FSKはおやすみ pic.twitter.com/qU9hQlkcVA
— ポルカ (@polka8dot) 2020年1月4日
思えば、計画した通り全ての行程が進みました。
世界最大の露天風呂ブルーラグーンでお酒を飲み、氷の洞窟アイスブルーを体験し、大晦日には花火を見て、大陸のはざまシルフラでシュノーケリングも行い、数々の絶景に触れ、そして諦めかけたオーロラまでちゃんと最終日の夜に見られた。
神様が味方してくれたんだと思います。
アイスランド、思い残すことは何も無し。
素晴らしい旅となりました。めでたしめでたし!
次回、最終回!帰路です。
アイスランド編こーんなに良い締めなのに、まさかのコペンハーゲンでハプニング発生、帰国ピンチに陥ります。
今でも思い出しては心臓がバクバクします。果たしてどんな悪運を引き寄せてしまうのか!乞うご期待。
続く