2021年11月5日です。
カントリー・ガールズ結成7周年おめでとうございます!
こうやってお祝いしていけばそのうち活動期間よりその後の方が長くなってしまうのですね。やなふな加入6周年なんて、もう本人たちの活動もないので祝いがたい。
時は止まったなぁなんて考えてた今日この頃です。
そんな本日、「アンジュルム 上國料萌衣&笠原桃奈バースデーイベント2021」を配信で観ました。
いつのまにかやってきて、いつのまにか終わっている印象のハロプロ配信。今回はギリギリ見逃さずに済みました。本日11月5日(金)21時までですのでまだの方お早めに。
事務所の人はいっそ見逃してほしいのかと思わんばかりの告知の少なさと配信期間の短さ。FCのも、新しくできたサイト(タンブラー)のも「情報はリリースしたからそれで良いだろ!あとはそっちの責任!」とばかりに投げてくる事務的な姿勢が見えるのがどうかと思ってるクチですが。まあそんな愚痴は置いといて。
かみかさふたごバーイベ。
わたしは今年の今日これを見るべきだったし、見て良かったと思いました。
カントリーの曲が生きてた。
ふなちゃんがいた。
ただでさえ桃奈卒業で極まってるのに、その2点だけで上乗せ感無量でした。
久しぶりに、カントリー大好きの一面に人格が引っ張られる感覚がしました。
ソロの選曲
カントリーの曲が生きてたというのはですね、桃奈がソロで歌った『待てないアフターファイブ』と、かみこがソロで歌った『VIVA!!薔薇色の人生』のことです。
なんて素敵な選曲!当日にレポでセトリを知った時も『待てないアフターファイブ』は桃奈に合うなぁ~流石!と思っていたのですが、実際観て、ちゃんと振り付けを踊りながら歌ってくれてることに胸いっぱいになってしまいました。そう、この振り付けが良いのよね、大好きなのよ。
歌詞からメロディー、振り付け、衣装、編曲に至るまでめちゃくちゃ高クオリティーだったのにMVもなく披露機会も少なかったこの曲。カントリーといえば!という風に語られることは少ないけれど、わたしはカントリーの楽曲が昇っていく過程でかなり重要な局面にあった曲だと思っています。
現在のハロメン達がカントリーの曲をチョイスする時はほとんどの場合可愛い曲を使いたい場面だったりするので、そこかぁという無難な選曲にもなりがちですが、桃奈がこの曲を掬い上げてくれてすごく嬉しかった!
桃奈の健康的で明るい笑顔が都会的なこの曲の主人公を具現化したようだし、刻んだジャジィなリズムが桃奈をよく引き立てていました。
もう一つ。かみこの『VIVA!!薔薇色の人生』。
まずもって、普通にイベントの中盤に入れる度胸がすごい。わたしならラストにしか使えない。笑
かみこならではの芯の通った明るい歌声が、この曲をすごくすごくすっごくキラキラさせてくれました。
ソロで聴くのも良いもんですね!かみこはなんでもソロで歌えるけど、この曲がソロで聴かせられるだけの曲だと考えたことは今までなかったです。かみの力すごい。
かみこも振り付けを踊ってくれました。嬉しい。そして、アルプス一万尺。
そこだけ登場した桃奈と2人で楽しくやり合って。当然やなふなとは全然違う、かみかさだけの「2人」の感じ。とっても楽しそうで、すっごく素敵でした。
「私なら大丈夫です」を伝えたい、ふたごのかたわれ。
卒業に際し、そんな存在がいることの稀有さ。胸がきゅっとなります。
ゆめ組のいま
あと、ふなちゃん。居ましたね。うん。見学とかではなく、存在が。
かむがゲストに登場して3人で歌った『夢』。
ゆめ組って終わらないんだなって思いました。
というか、あの頃描いた夢って、時間が経っても色褪せないんだなって。
過去のハロ映像を観ていて、好き!と心がときめく瞬間そこには船木結がいます。
2020年のふなちゃんを見て、好き、大好き、とぼろぼろ涙をこぼしている。過去に浸ってなんて不健全と思うけど、それしかできることはない。
— ポルカ (@polka8dot) 2021年10月26日
髪も、肩も、その瞳も、何もかも愛おしいと思ってしまうんだよ。止められるかよ、そんなん。
— ポルカ (@polka8dot) 2021年10月26日
何度だってわたしはふなちゃんに出会ってしまうし、好きになってしまうんですね。でも、本人は先に進んでいるのにいつまでも過去の生身の人間を拝んでいていいのかなって葛藤があります。
そんなアンニュイな日にかみかさバーイベが開催され、セトリを見ました。なので、すごくマイナスな捉え方をしました。
ふなちゃんもいたね、きっとそこには。
— ポルカ (@polka8dot) 2021年10月26日
あの頃描いた夢にはみんないたのにね。いつのまにかひとりひとりの夢になっていくね。
— ポルカ (@polka8dot) 2021年10月26日
こういう時、アンジュルムとは青春であるという言葉が痛みをもって滲みる。
— ポルカ (@polka8dot) 2021年10月26日
誠実に一歩を踏みしめて、一瞬一瞬を心に照らし、より良き道を切り開いていくアンジュルムの若きみんなをたまらなく尊敬するし、時折とてつもなくさみしくなる。
— ポルカ (@polka8dot) 2021年10月26日
美しきこととははかなきことなんだな。
— ポルカ (@polka8dot) 2021年10月26日
かみかさの今後が薔薇色でありますように。セトリ見ただけで破壊力すごいのに、実際聴いたら泣いちゃうどころじゃないよな。
— ポルカ (@polka8dot) 2021年10月26日
エモさが、つらかった。時間が過ぎて道が分かたれていくことが、刺さる1日でした。
でも、今日の機会に配信で見てちゃんと捉えなおせて良かったです。
今という未来があの頃描いた夢の通りじゃなくても、あの頃夢を描いたという事実は消えなくて、きらめきはそのままなんだって。
タイムパラドックスみたいに、未来で居なくなってしまうことになった人が過去の写真からも消えてしまうわけじゃない。
今がせつないからって過去までかなしいものにしちゃだめですね。
それに、全然せつなくもない。2021年に3人で歌う『夢』も心踊りました。
ふなちゃんのところをふなちゃんっぽく歌う3人に愛を感じましたし、ふなちゃんのコーラスは今もあたたかくしっかりと曲を支えていたし、MCで自然と空いた3人の隙間にふなちゃんが見えました。かむちゃんが写真を撮るときに、ダブルピースをしたのも、たぶんふなちゃんの分。
MCで「船木結ちゃん、OGの」として名前を挙げられて、OGかぁって感慨深くなりました。船木結、アンジュルムOG。それって、グループが続いているからこその概念ですよね。
みんなが守ってくれる。桃奈はこの度旅立つけれど、かみこにも、かむちゃんにも、彼女たちの中に残っていくものがある。
居場所だった場所が、旅立ちの場所になり、帰る場所にもなる。
アンジュルムが船木結にとってひとつのふるさとになっていることを改めて嬉しく感じましたし、それは桃奈にとっても間違いなくそうであると確かめることができました。
かみかさバースデー 川村文乃 | アンジュルム メンバー オフィシャルブログ Powered by Ameba
こんな風にちょっと明後日な方向にまで想いを馳せてしまったかみかさバーイベでしたが、18歳の桃奈と22歳のかみこが充分な仕上がりを見せているのは確認できました。
11月15日の武道館でどこまでのものをやっちゃってくれるのか本当に楽しみです。勢いのまま、桃源郷に伝説築いちゃってください。
そうね。かみこはきっと泣くし、桃奈はきっととびきりの笑顔を見せてくれるんだろうな。
2021年10月。
お誕生日おめでとう、ふたごたち。
いつも今をプレゼントしてくれて、ありがとう。