Hello! Project 2023 Spring CITY CIRCUIT アンジュルム コンサートツアー「BIG LOVE」3/26NHK大阪ホール公演に参加してきました!!
券面上は3列目でしたが座席配置は2列目、しかし前列は無人列だったので、驚愕の最前席でした。そんなことある?良席というか神席でした。事務所さんありがとう、どうした?どうして??
そんな神席だったもんだから、アンジュルムのメンバーを眼前で楽しむっていう御前のような贅沢をしてまいりました。こうなって初めて分かるけど2階後方とかでも同じ値段の全席指定システムってどうかしてるな?いやどんな席でも楽しいのがアンジュルムのライブなんだけども。
モニターカメラが目の前に来るので視界はかなり遮られるっていうのはあった。キメのところほど立ち塞がるのでちょっと損した気分にはなる。でも近さは全てを凌駕する。マイクを通さない肉声が聞こえてきたり、目線をもらったりするのは生涯で唯一になるんじゃなかろうかと思える貴重体験でした。
今のところツアーは1公演のみ、タケちゃんと会うのもラストだろうと思いますが思い残すことはないくらいの最高のライブでした。
以下セットリストに触れますのでご注意のほど。
先週発売されたばかりの新アルバムを聴きながら向かったわけですが、後から落ち着いて考えてみると、いや全然アルバムの曲やってないな?
新曲群のうち、『23時のペルソナ』と『Sister Sister』と『Forever Friend』をやってない。この2曲は卒コンにとっておく方式?やばない?それともタケちゃん込みでは披露しないパターン?それもっとやばない?
そもそも収録シングル曲もほとんどやってない…えっ、ほとんどっていうか、べきべきだけじゃない!?久しぶりに『わたわた』とか『全起き』とかもなかった。いや、全起きは無いかなって思ってたけど『悔しいわ』すらやらないの、すげ~!
それでほとんどの時間を何に使ってたかっていうと、スマイレージ。スマイレージなんですよ。
もう、涙がにじむのが止まらなかった。タケちゃん卒業するんだ!って急激に実感した。
ツアーロゴも青色なんだよ!?タケちゃん主役じゃん!!主役じゃん…。
とてつもない数のライブをこなしてきたタケちゃんが、たぶん観客も本人たちもまたこの曲ってなってたくらいの当時の鉄板曲を、このツアーであと何回歌う機会が残ってるんだろうって、終わりを数えてしまった。脳内に浮かぶのは、ショートカットで一人だけズボンでボーイッシュキャラだったタケちゃん。当時がオーバーラップしてきて泣かせに来る。りかこはスマ3期でもあるけど、やっぱりタケちゃんが実質ラストスマイレージなんだな…。
このツアーでアンジュルムで積み上げてきたものじゃなくてスマイレージ回顧に振り切るのは意外でもあったけど(前ツアーでもやったテーマだし)、いきいきと若手が歌い継いで歌いこなしてるのを見ると今必要なんだなーと思った。全員のソロパートを楽しめるのは本当いいこと。
スマイレージのエンブレムと共に『(曲名)』(2013)って出てくること多くて、後で気付いたけど10年前!?もうずっと6スマ…!ってなってて、曲に身体が反応して楽しいのに涙がにじんで止まらなかった。
しかし、声出しも立ってフリコピもジャンプも無しでスマ曲は率直に言って苦行ぞ。理性が勝ってよかったわ。後でどうなろうと構わないからスキちゃんだけは叫ばせてくれ!って正直脳内物質が勝ちかけた瞬間があった。
もうすぐ公演によってはそのへんが解禁になるんだろうで。ぺいちゃんだったかも挨拶で楽しみにしてるって言ってたけど、ヲタクのみんなも既にうずうずしてるだろうなってセトリでした。あのセトリで声出しできたら確かにわたしもぶち上がるだろうな。
それでも『次々続々』を入れてないところが、さぁ…。分かってます、卒コン当日に入ってないわけがない。大歓声の「ターケー!」に会場が満たされることは。その瞬間のためにとっておいてるのだとしたら、今も卒業へのカウントダウン上にずっと居るんだなって感じて余計さみしい。
竹内朱莉さん、相変わらずえっぐいヒール履いてました。厚底な上に何cmか分からないけど凶悪なほどの高いヒール。どうして踊れるのか、そもそもなんで歩けるのか立てるのかマジで分からない。
身体が先に動いて、音楽はただ楽しむのみ、みたいなあかりかこがすごく好きなんですよ。いつまでも見てられる。でももう見られなくなる…。目の前で見られてすっごく嬉しいのにとっても切なかった。
良かったことを話そう。
最初の衣装!超かわいい!生地もいいしデザインもいい!スタイル抜群!ペプラムが踊る!!大感謝案件でした。みんな美しかったけどその中でもかみこのスタイルは異次元だった。
後半衣装はチェック模様がテーマで、やっぱスマイレージ意識なのかな?かむちゃんの膨らんだお袖、わかなちゃんの発表会スタイル、かわいかったです。れいらとかあのスカートでどうやって踊ってんのか謎。
シャギーポニテのりかこは本当ツボすぎてLOVEです。めちゃかわいい。ずっと見惚れてました。おこぼれですが最後に目線もいただいて沸き立った。後半の頭髪リボンも好きすぎた。ジャケットもよく似合ってて完成しきってた。歌い踊りながら近くのメンバーにアイコンタクトやコミュニケーションを求める、りかこっていつまでもりかこだしそこが好き。
かむちゃんのハーフアップツインテもマジで好き。タケが後半ざっくりお団子にしてたのも職人風情でかっこよかった。
回転寿司MC、一緒に行けてなくてすねるりかこも、量食べててすごいでしょって一点張りで話を押し通すかみこもしおんぬの告げ口をするケロもよきでした。挨拶でわかなちゃんに大阪弁を聞いて「めっちゃ好きやで」と言い残すケロ、よきキャラ。しおんぬも挨拶できっちり言い返すのが良い。
「アルバムを引っ提げたツアーが夢だったので、嬉しいです!」とかむちゃんが言っていて、しみじみした。そうだね。ふなちゃん、あなたはやっぱり短すぎたね。
たくさんのことをこれからもかむちゃんが叶えていってくれるんだろうな。
前述の通りステージに近かったので、曲中に声出してワーキャー言いながら左右のカメラに突撃していくのとか聞こえて超アンジュルムでした。ヒャーヒャー言ってた。ラインダンスでワキャワキャ言ってる声が聞こえてきた時は幸福すぎて永久保存したくなった。はける時とか袖からワイワイ聞こえる時もあったよ。
『まぁ、いっか!』のおでこからポンって手を前に出す振り付けがものすごいかわいい。幸せビーム出しとんのか?わかなちゃんの笑顔が極まっている。
『Top!』はCD聴いてると難しい曲だな~どうやって聞かせるんだろうと思ってたけど、歌ってるのも3人だけだったとはビックリ(クレジットちゃんと読んでなかった)。そしてその少数精鋭でハモるから更に驚き。ビジュアル選別みたいなメンバーなのにハンパない実力見せつけてくるやん?ケロの今の髪型似合っててすごい好き~。
『根っからプレイボーイ』はメンバーからして強いけどパフォも強い。やっぱり竹内さんアンジュルムに必要だよって思うバランスだった。こういう曲調のタケちゃんボイス素敵すぎるんだわ。そしてかむラップまじで武器だね。ユニット曲映像化してほしいからツアーファイナルでもきっちり披露してほしい。でもあれもこれも歌ってほしいから二夜連続でアンジュルム祭りやりません?
『Survive』はサビの膝をあげる振り付けが楽しいんだけど衣装的にちょっとハラハラした。移動もちょこちょこする感じだったし、もっと暴れられる服と環境でも見てみたい。入れ替わり立ち替わりまんべんない歌割りの中でもりんちゃんが特に光ってた。強靭な地声唱法と堂々とした立ち姿、りんちゃんかっこいいぜ!
しょっぱな披露の『ぶっ壊したい』のダンスはすっごい好き!小刻みな動きが躍動感あってかっこいい!強いんだけど希望を届けてくれる曲で、アンジュルムに似合ってる。ボーカルをタケに頼らなくていいグループであることも誇りだなぁ。
『ええか~良い奴~好き純~大人の途中』のコーナーはぶち上がるしかなかったけど、一番涙腺にきたスマ曲は最後の『スキちゃん』。マジであの最終回感はなんなんだろうね、大団円だよね。是非とも、満員の「タケちゃんスキちゃん!!」に包まれてほしい。会場は最低でも横アリ、大本命さいたまスーパーアリーナでお願いします。
『チョトマテクダサイ』は自分にとってもスマイレージと出会った始まりの思い出でもあるし、ああいうひたすら明るい曲は歴史を経て超泣かせに来る。遅れ振り付けはしおんぬがやってて、反応速度が早すぎるのが逆にコミカルな感じ。
『ヤッタルチャン』もわかなちゃんが大活躍ですごいよかった。どっちの曲もかななんとは味が違うし、今どきの子はなんでもできてしっかりしてるし、アンジュルムには未来しかないのが確信できてすごい。
でもスタンドマイクは反則ですわ。最初『がんばらなくてもええねんで』かと思って、一瞬『自転車チリリン』?って思って、いやハンドル黄色いな!ってなった。ケロンヌがマイクに口を寄せて歌うポーズが妙に印象に残りました。ケロの目の表情が好き。ぺいちゃんの笑顔も、キメ顔とは全然違ってギャップがたまらんな!そしてりんちゃんの「チリンチリン~!」が微笑ましくて。挨拶で、この期間限定で鼻声極めますって笑いに変えてたのもさ~!スマイレージだわ。
『エイエモ~46億年LOVE~べきべき』なんてライブ終盤にやるには幸福すぎる。L・O・V・E LOVERY言いたいが!?
46億年オリジナルでむろ→ふなだった落ちサビで、いっつも、未だに泣きそうになるんです。かつてライトブルーとライトグリーンを順に掲げていた自分も込みで懐かしいのかもしれない。今はそれぞれ歌い継いだタケ→かむの色を必ず差し出してます。思い入れとエモがこの数十秒に詰まってるんだよね。
でも今は、べきべきが一番好きです。べきべきだけずっとお代わりしてたい。「お先はまっキラ」っていう曲なんだけど、それ以上に「いま、この瞬間」を愛している!って気持ちでいっぱいになる曲。
『カルナバル』では九位一体を、『共感詐欺』と『大人の途中』では十人十色を、『デスクイ』ではライブハウスでのライブの風景がそれぞれよぎって、もう何処がもともと誰のパートだったか今誰が歌ってるか全然分かんないけどとりあえず今の完成度の高さは歴代のどの時と戦っても勝てるレベルだよって思う。
そんな最新のアンジュルムをタケちゃんが作り上げてきたんだよな。みんなの卒コンで誰よりも泣いて、あやちょの後のリーダーになるのも引けてたタケちゃんがこないだのことのようなのに。だけど同時にタケリーダーの濃い4年間もしっかり記憶にあるし、アンジュルムってこんなに凄い!って思わせてくれたのは、あやちょ時代をもはや凌駕しているかもしれない。
今はもう、誰が卒業しても揺らがないと思う。そんな土台から強いアンジュルムを築いてくれたのがタケちゃん。たぶん、タケちゃん自身が卒業しても大丈夫にしてみせるのが、今のアンジュルム。それってすごいことだよね。
偉大なる2代目、竹内朱莉のおかげで今がある、心からそう思うライブでした。
そんなタケちゃんが悔いなく卒業の日を迎えられることを祈ります。無理も困難も不測の事態もいらないからね。苦境なく、アンジュルムにはこのHAPPYな雰囲気のまま突っ走ってほしいです。
アンジュルムへBIG LOVEよ届け。みんなみんな、あなたたちが大好きだよ!!!!!!!!!!