雨の降らない星では愛せないだろう?

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莉佳子こそがアンジュルム

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りかこ卒業ソング。「THANK YOU, HELLO GOODEBYE」

未だ実感が湧かないというのが正直なところです。自分が春ツアーに入ったのがかなり前だから?最後っぽい何かを何もできてない感覚です。

 

とりあえずギアを一段上げねば、とタケ卒コンを観ていました。いやぁ~…最高ですね。タケちゃんも。アンジュルムも。

1年前かぁ…1年前?半年前じゃないの?本当に1年?あっそう…浦島太郎…。でも確かに、はななゆっぴょんがまだパフォーマンスに参加していませんでした。そうか。この1年は短く感じるけど確かに在った1年だったな。

今、タケ卒コン観ながら思ったのは、ここから次に卒業するならやっぱりりかこだな、ということでした。それが一番違和感ないんだよな、なんでだろうな。最長メンバーだから?それだけじゃなくなんか、必然性を感じるというか。ここが抜けたら次はここだよな、みたいな。ジェンガ?バランスをとりながらちょっとずつ変わっていくイメージです。

わたしの中で、ふなちゃんとももなの卒業はつながっています。同じように、あやちょからりなぷかななんむろまでの卒業も一連という感覚。そしてタケちゃんが発っていったならりかこが次に行くのは自然な感じがします。きっと、パートナーとして背中を預け双璧を成していた姿が自分の中でしっくり来ていたんだろうな。

どのメンバーも、もしその時の卒業じゃなかったら…って考えても「なんかちゃうな」なんですよね。むすぶちゃんにすらそう思う。過ぎてみればきっと、全部それでよかったと思えるのでしょう。それができるグループがアンジュルムなんだな。だから素敵なんだな。

あ、あと、あーりーの卒コンもちらっとだけ観させていただきました。良かった。あーりーがリーダーのグループって雰囲気でした。Juice=Juiceは率直に言ってもう違うグループになったなって感じてしまうけど、アンジュルムに対してはいくらメンバーが変わろうとそう感じないのは自分がずっと見てるからかな。まぁたぶんそうなんだけど、もう一つ理由があるとしたらやっぱりりかこの存在だよね、と思いました。

 

 

りかこ。

 

ラストハロステで流れていた13歳中学1年生のりかこ。

えーー!こんなちっさかった!?りかこは全然変わらないな~と思ってたのに!めっちゃ成長してるじゃん、びっくりした。いつまでもりかこはりかこだな~って呑気に思っていたよ。そうかぁ。

 

わたしの中のりかこは、初代「この子がリーダーになるその時まで応援する…!」思い入れのメンバーです。(ちなみに、2代目がももなで3代目がりんちゃんです。)

最年少に夢を託せるって幸せなことだと思う。疑いようもなく、この子はいつか大きくかっこいい最高の大人になるねって将来を描ける。

だから、リーダーにならなかったのは長年の夢としてちょっぴりショックでした。でも、今のベストだし、かみこリーダーかむサブリーダーに対してエースりかこが際立ったのは良い体制だったと思うし、かみこがリーダーとして行っておいでする卒コンは観れてありがとうです。

 

アンジュルムを見ているだけでも、リーダーシップの示し方って色々だなぁと思います。先頭に立って旗を掲げたり。大きな夢を見て世界を巻き込んでいったり。一番後ろで見守って、誰かが振り返ったら必ず笑顔で頷いてあげたり。

りかこは役職としてはリーダーを冠しなかったけれど、ポジションとしては充分に「引っ張る人」だったし、なんだかそれすら超越してる感じもあった。

 

なんていうか、うーん。

Ms. ANGERME。りかこがアンジュルムに何を為せるかっていうか、佐々木莉佳子こそがアンジュルムなんだよね。

 

大器晩成のジャンプを披露したその瞬間から、りかこは象徴になった。

みんなが「貴女に命運を託した」と思えるそんなシンボルだった。

りかこがアンジュルムの顔であり続けてきたし、りかこの在り様がアンジュルムの在り方を決めてきた。アンジュルムの歴史に刻まれる、偉大なる立役者の一人です。

 

芯があって明るくて強くて楽しくて、歌と踊りで世界を変える人。

アンジュルムにとって、りかこはいつでも最新で最強の武器だった。

圧倒的な華。新規獲得の鬼。アンジュルムには佐々木莉佳子が居るぞという誇り。

 

グループ加入当初はセンターに”置かれている”感じもあった。(それでも分不相応という訳ではなくて、正当なる抜擢だと感じていたけれど)

間奏のダンスで真ん中に立つ役割は既に貴女に相応しかったけれど、そこから更に地道な努力を重ねて筋力がついて、体力がついて、自信がついて。

自分らしい声の出し方、自分らしい歌い方を身につけた上でセンターに立つことが増えたりかこは、まぎれもなく真のセンターでした。

 

めちゃくちゃ強くなるその一方で、幼い印象も残っているのが不思議なりかこの魅力で。どこか寂しそうな、精神的に支えが必要そうな一面も見えて。

それは子どもらしさだったかもしれないし、りかこらしさかもしれないけれど。

もしも何か欠落があるとするならば一緒に居て補完してくれる人が居ればいいなと思ってきたし、見る限りそれを果たしているのがアンジュルムのメンバーがあることが嬉しかったです。

 

大いなる愛のひと、佐々木莉佳子。

たぶん、一人じゃ生きていけないってことを知ってる人。

 

自分を愛し、自分の仲間を愛し、その愛情深さにより愛される人。

 

あぁ、LOVEりかこ。寂しいな。

でもきっと、りかこが居なくなってもアンジュルムの愛の総量は変わらないんだ。むしろどんどんBIG LOVEになっていくんだ。

そんな愛情の世界を残してくれたことが、歌よりも踊りよりも何よりも、りかこの功績だよねと思うのでした。

 

わたしも行くよ、愛情の世界へ。

テレビのこっち側だとしてもそこはりかこの、アンジュルムの愛情の世界です。

寂しくないよ、そうやって心から信じているから。みんなが世界を包んでくれてるから。

 

横浜アリーナに立つ明日のりかこはどれだけ綺麗だろうかって想像するだけでワクワクするよ。

泣くかな。泣くよね。泣いていいよ。泣いてないし。

わたしも泣きます。愛で心が満たされて、きっと溢れるから。

 

最強の美々たる一撃を、一撃と言わず幾撃もかましたれ。



 

佐々木莉佳子さんへ。

「ありがとう、出会ってくれたこと。ずっとずっと、君はかけがえない。」

貴女は宇宙一のアイドルで、未来まで照らすアイドルだ。

心から、愛をありがとう。