雨の降らない星では愛せないだろう?

ハロー!プロジェクト、関ジャニ∞、フィギュアスケート、その他つれづれ

Hello! Project 2020 〜The Ballad〜 兵庫12/6(日) 神戸文化ホール 昼夜

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やってきました最後のハロコン。

むすぶちゃんにとってもだし、わたしもおそらくしばらくお休みすると思います。

 

このホール、好きです。なんともいえないレトロ感。笑

始まる前に山手を少し散策していたのですが雰囲気も良いですね。

イベントスタッフさんだけでなく市の職員さん?や警備員さんなど何故か警備がものものしい。金属探知機までとは。何かあったのでしょうか。何もないといいんですけど。

 

 

神戸文化ホール 中ホール (兵庫)

出演者:羽賀朱音・船木結・高木紗友希・稲場愛香・山岸理子・江口紗耶


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昼公演

全員曲が変わった

オープニングが「恋人はサンタクロース」、エンディングが「クリスマス・イブ」に!

マンネリ防止と季節感。クリスマスプレゼントみたいで嬉しい。

クリスマスイブの方は間奏で一人ずつポーズを決めていくシーンも有り、楽しいハロコンに少しずつ近づいている。

恋人はサンタクロースもBメロ、手拍子PPP(H)、楽しいね。

 

 

女の園

まなかんとりこりこ、個人的にすっごく女を感じる2人が並んで登場したので内心盛り上がってました。笑

衣装が前回と今回の武道館の分(途中で衣装替え!)だったのですが、特に前回バラッドハロコンのりこりこの目つきが忘れられなく。まなかは言わずもがなあの服の肩と胸元ですよ。

まなかんは「彼氏をとる女」…いやちがうな。「みんなの前では『彼氏と円満でーす♡』と公言するのに、落とせそうな男には2人きりのタイミングで『実は、最近彼氏とうまくいってなくて…別れちゃうかもしれないんだよね』って言う相談女」だな。周りからは彼氏を途切れさせない女と思われてる。

りこりこは「『ご主人には、本当にいつもお世話になってますぅ〜』と挨拶してくる、夫と同じ部署の部下」ですね。夫からは『お前は一人でも大丈夫だけど、アイツは頼りなくてほっとけなくて、守ってやりたいんだ』って理由を告げられ別れることになります。

すみません、2人の歌を聴きながらこんなことばかり考えてました。笑 事務所、愛だの恋だのの曲ばかり割り当てるんだもん。

 

 

MC

なんとなくですけど、あまり接点のないメンバーの集まりで、しかも6人でMCなのでワイワイにもならず、なかなかMCさやりんには荷が重い回でした。笑

むすぶは2回分の司会をやりましたが、強引にコメントをまとめてサクサクいくので(「それでは今後、直してください!」みたいに強気に笑)まだマシでした。笑

その中でも一番盛り上がったのは、癖について話す回でまなかが「人の歌を盗んじゃう」(理由がこれまた「私は人より歌を知ってるから」)という回答をした時でした。

会場もメンバーもどっと沸いたからには、なんか思い当たる節があるんだろうと。笑

さゆきによる「サビの良いところを盗むんですよね〜!」という告発が盛り上がりに華を添えました。

まなかが「すみません〜」って謝りながら、ごめんねポーズをしていたのを私は見逃しませんでしたよ。そういうとこですよ。

 

トークテーマは、

1)私、意外と〇〇

2)勝負めし

3)癖

でした。

 

むすぶの回答は、

1)「意外と今日が千秋楽です!」

↑そこまでの3人、「意外じゃないかもしれないんですけど〜」という枕詞で話し継いできてたので、むすぶなら絶対そこ乗っかるやろなとニヤニヤ待ってたらそれどころじゃなく現実突き付けてきたので心にぐさっときました。

「あと3日なんですけど、筋トレを始めました。焦って筋トレやってます。さっきも袖でやってました」かわ

 

2)昨日岡山で買ったきびだんご、食べて「これは鬼退治ついて行きたくなるわ〜」って言った

↑「きびだんご食べてそういうこと言う人初めて見た」と言われてました。

「動物側の気持ちになっちゃった」byむす

 

3)街を歩く時にキョロキョロしちゃう、レンズみたいにものを見ちゃう、例えば私が左を見てるとすると他の人から見たら「左を向いてる人」に見えてますよね、だけどそのことが抜けて左を見ちゃう

↑これ、メンバーは時が止まったかのように理解不能になってましたが、私は「わかるわかる!」と念を送ってました。わたしも「人からどう見られてるか」が抜けて、不躾に人や物を見てしまう癖があるので…しかしそのことを自覚したのはむすぶちゃんより遥かに遅く、20代後半でしたが。

まなかが「むすぶちゃんは天才肌なんだよね!天才って記憶する時に画像で記憶できたりするって言うじゃん」とフォローしてくれて、むすぶが「そういうことにしておきます!」とまとめたので良しでしたが、ハロプロのむすぶっぽくなくてアンジュルムの哲学的なむすぶがステージで出てしまったような感じでした。

それにしても、最後まで2人は「稲場さん」呼びだったなぁ。

 

 

むすぶの歌

1)私はピアノ

新曲!ここに来てまだ新しいレパートリーを聴けるとは…嬉しいです。絹のような歌声が極上でした。

2)大阪で生まれた女

夏に聴いた時よりも歌がこなれてる!

ちょっとずつインテンポよりも遅らせて歌う、演歌の大御所がよくやるやつ。あんな感じで自分なりの揺らし方をしているのが良かったです。

 

歌詞のマジックというかなんというか…。

むすぶちゃん主人公の歌として聴いている訳でもなんでもないのに、歌詞が響いてきて自分でもびっくりするくらい涙がこぼれてしまいました。

 

卒業を3日後に控えたタイミングでですよ?

 

「“これで青春も終わりかな”と呟いて」

 

あー……むすぶの青春の終わりが、もうすぐそこに見えている……と実感が込み上げてきて込み上げてきて。

2番の「“終わりかな”と思ったら泣けてきた」は私のことでした。

 

3)もらい泣き

やっぱり2番も聴けるのが良いね!

「迎えが来ないシンデレラ」、だけどむすぶちゃんはもうすぐ行ってしまいますが…。

直後にさやりんがハナミズキを歌ったので、はからずも一青窈メドレーでした。

 

 

みんなの歌

さやりんの『secret base』、良かったです。歌声がよくきらめく音域をずっと行き来してる曲なんだな。

さゆきの『Everything』は、村上くんの言葉を借りると「別格」でした。モーツァルト出ちゃいなよ。『見上げてごらん夜の星を』は、夜道の、そして人生の寂しさまでもが揺蕩っているような素晴らしい表現でした。

 

 

 

夜公演

今年のハロコン史上一番良い席でした。

最前とかでは全然無いですが、それでも。こんなに至近距離で会えるのは最後です。

 

ステージのむすぶちゃんを、しっかりと目に焼き付けること。今日だけの歌声をしっかり耳に残すこと。

そして、むすぶちゃんの目に映るように、ペンライトの光を贈ること。むすぶちゃんの耳に届くように、めいっぱいの拍手を届けること。

 

 

MC

夜公演、特に最終ブロックは盛り上がりました。良かったです笑

トークテーマは、

1)口癖

2)兵庫県で行ってみたいところ

3)憧れる人

 

むすぶちゃんの回答は、

1)「わかります」、先輩達によく共感しちゃうからなんですけど、こればっかり言いすぎてこれ以外の語彙がない

↑さゆき「口癖じゃないけどひとりごとが多くて…お酒とか飲むと(笑)」「歯磨きしましょうね〜♪(大きく腕を振って満面の笑み)とかなる」かわいい

2)「ホテルニューアワジ〜♪」、よく聞くのにどんなところか知らないから行ってみたい、関西の皆さんはやっぱりこの歌知ってますよね!

↑さやりんの「umieのスケートリンク」って回答に脚が長いから似合うイジりをする人たち

3)「着替えが早い人」

↑さゆき「それ私だよねー!」「そうですー!」「やったー!」

ざっくりとした「〜な人」という回答続きだったのに、りこりこで唐突に「マイケル・ジャクソン」の名前が出たの面白かったw

まなかの「菅谷梨沙子さん」と素直に発表できないライトじゃない気持ちってどういうのだろ。「なんか困らせちゃってすみません」と謝ってましたが、むすぶが「好きすぎて複雑な気持ち、伝わってるといいですね」とまとめたのなんか良かった。

 

「ハロー!プロジェクトは今後も皆さんに元気を与えるエンターテインメントを」とかなんとか言う定型文、むすぶちゃんが言うのが悲しくて仕方ありませんでした。

そのハロプロにあなたはいない。

 

 

むすぶの歌

1)大阪で生まれた女

何回も何回も聴いてるのに今更、昼夜聴いてどっちも泣くなって話ですが。笑

卒業メモリアルの予告CMで流れてる「ハロー!プロジェクトで生まれて育った。ハロプロに入ってなければ船木結でない。ハロプロに入る前の記憶がもはや無い」(意訳)が唐突に脳裏によぎりまして…。


アンジュルム DVD MAGAZINE Vol.30〜船木結卒業メモリアル その2〜CM

 

「大阪」=「ハロプロ」、「東京」=「これから旅立っていく何処か」というイメージに置き換えて聴くと、とんでもなく泣けまして…。いやほんと、勝手にも程がある解釈をして申し訳ないくらいなんですけど。

 

「大阪」で生まれた女やさかい、「大阪」の街よう捨てん…

と言っていた女性が、2番では決意をして

「大阪」で生まれた女やけど、「大阪」の街を出よう

と歌ってるんですよね…

 

「大阪」をよう捨てん気持ちがあるけれど、それでも「東京」へ。

と、解釈すると、ホンマに泣けてきます。

 

 

2)おとなの掟

な…!

最後にまだ新曲を聴けました。関西から出ずとも、これで全てコンプリートです。ありがたい。

 

そして、なんだろう。

船木結どこまで歌えるのか。答えは、どこまでも。

 

空白がですね。

静けさがですね。

やばい。

 

完全に掌握してました。会場の空気の、隅の隅まで。

 

念願の椎名林檎さんの曲を歌える喜び、とかでは一切なくて。

もう全然それどころじゃなくて。

 

えぐるような低音。

自身ならではの、歌声のギザギザを上手く繰り出す高音のロングトーン。

言葉の一つ一つ、全体の中のそのフレーズの意味合い。

コントロールされ尽くした声量。

印象づけられた、休符。

 

なんてこった。

打ちのめされて、しばらく座席に沈んでました。

 

…おとなは、秘密を、守る。

 

 

3)月光

この腐敗した世界に落とされたGod childむすぶちゃんが、歌いながら救いを求めるように度々上空を見上げる仕草。

そしてラスサビで、ステージいっぱいに照明のあたたかな光が広がった。まるで希望が射したように。

ああ、救われてくれ。と思いました。

これからの人生、どうかいつもむすぶちゃんが救われていますように。

そう願わざるを得ない歌でした。

 

 

みんなの歌

さゆきの歌、なんか勿体ないな〜と思う。そしてひらめく。録音オケが、物足りない!

生バンドで聴きたい。グルーヴ出してほしい。

ハロコンで誰かが「裸の心」歌うの聴いてみたかったので、嬉しかったです。「ワインレッドの心」はすごいね。

まなかのsecret base良かった。どさんこだね。そして一番合っていると感じたのは「部屋とYシャツと私」でした。ちゃんと相手がいる歌だった。

昼夜で別の人が同じ曲を歌うパターンが多く、セトリももう誰がどれだか分からなくなってるけどみんな良かったです。

 

 

エンディングの全員曲、いよいよ最後だ…という気持ちが急激に込み上げてきて、めちゃくちゃ泣いてました。別に悲しい歌でもないのに!

ふな「まだ消え残る 君への想い 夜へと降り続く」

それ我ですよ!まだまだ消え残ってますよ君への想い!

 

そんなクリスマス・イブ終わり、拍手が鳴り止みませんでした。

きっと、千秋楽を迎えたむすぶちゃんに贈る拍手だったと思います。

「おつかれさま」も「最高でした」の気持ちもきっと込められていたはずです。

無情にも「…はい、それでは只今より規制退場をご案内いたします」の声に断ち切られたけども。笑

むすぶちゃんに気持ちが届いているといいな。

 

 


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あと4日。