「All is well」
このタイトルでブログを書こうと思ったら、もう既にあった。
1年前の7月。
安心させようと伝えてくれた言葉たちのことを忘れたわけじゃない。
だけど、手術が終わってたって、折れた骨がくっついたって、元通りには戻らないことがあるんだってことを今更思い知る。
脳のこと、骨折のこと、目のこと、と小出しにして教えてくれたけれど、今日のレンジャーではさらりと海のことに触れてあった。
彼の言葉選びのことだからさ、ね?
それか、わたしが読み違えてるんでしょう?
「もぉ」の意味。
「永遠に」なんて、そんな訳ないでしょう?
そう。そう信じたい。
というか、未来のことだから。
本人にも誰にも分からないことだろうけど。
彼から永久に海を取り上げるだなんて、そんな残酷なことを神様はなさらないよね?
人生には他に楽しみがあるとしても、絶望をも併存させる必要なんて何処にもないんだからね?
それにしても、安田さんの副業()構想、胸がいっぱいになっちゃったな…安田さんの望む世界になればいいな…
— 奏ポルカ@十五祭ネタバレ中 (@polka8dot) 2019年7月25日
なんでなんよ神様、彼から楽園を取り上げないで…
— 奏ポルカ@十五祭ネタバレ中 (@polka8dot) 2019年7月25日
まさに今日、彼が行きたい場所、ずっと笑っていられる場所が海にあるならその夢を叶えてほしいなぁ~💠なんてお花飛ばして願ってたところだったから、つらい、どうかどうか私の読み違えでありますように祈る
— 奏ポルカ@十五祭ネタバレ中 (@polka8dot) 2019年7月25日
得たものを「良かった」と彼は笑ってくれるけれど、わたしはどうしても失ったものに心痛めてしまうし、失わせた運命を恨んでしまう…よわくてごめん…強欲を捨てきれなくてごめん…
— 奏ポルカ@十五祭ネタバレ中 (@polka8dot) 2019年7月25日
『大倉くんと高橋くんと安田くん』で「(株)安田マリーン」という名前の、耳の聞こえない人がダイビングをできる会社を作りたいって話してくれた。
安田さん、あなただって、潜れるよ、きっと一緒に。インストラクターになってるよ。
海が大好きなあなただもの。
海にだって愛されてるよ。きっと、戻れる。
そう思わないと、本当に、運命に怒りしかなくなってしまう。
何の支えにもならない軽率な言葉を、言い聞かせてる。
自分を慰めることで精一杯なのは、1年前のあの日とおんなじだね。
無力感から抜け出す言葉は、既にもうくれているというのに。
昨日のわたしへ。
辛いことは終わってなんかないよ。やっぱりしんどいよ。
去年と今年は地続きで、一度起こったことは消えないよ。二度と取り戻せないものもあるよ。
だけど、今を生きていくしかないんだ。やり直せない過去の続きを。
なんて過酷なんだろう。人生って。
詳細が分からないのに不安になって騒ぎ立ててごめんなさい。
でもきっと、これ以上のことが語られる日は来ない気もするから。
今夜、一粒の涙を流すことはゆるしてね。
いつか海に届いて安田さんの心を癒す波になりますように。
明日からは、笑っていきます。あなたのように。
わたしに初めてのダイビングのきっかけを与えてくれたのは安田さんです。
あなたが教えてくれた海の中が、これからもあなたのものであってほしい。
一番いいのは「なんや~!勘違いやった~!バァリ潜ってはるや~ん!」って、笑ってこの記事を削除できることです。
どうか、この世の全てを手に入れてほしいほど好きな人に、たくさんの、今は想像もできないくらいたくさんの、幸せが訪れますように。
美しき青き海が、あなたの楽園に戻る日がきますように。
この願いは、今のあなたの生き方とは反してると思う。
他人なのに、あきらめがわるくてごめんね。
大丈夫。あなたの未来は、きっと全てうまくいく。
何度でもわたしはそう言う。心から信じている。
気持ちの整理はつかないけれど、今夜のポエムレターはここまで。