2020年12月9日、10日。東京に居ました。
遠征するか直前まで本当に悩みましたが、行きました。
体調などの変化に問題が無いことを確認し、マスクと消毒液をカバンにしっかりと入れて。できるだけ乗り換えを減らし、人混みを避けるルートを調べて。
遠征する代わりに「私のいつも」を変えました。
夜行バス強行軍ではなく、往復新幹線と清潔なホテル泊での1泊2日遠征。
お値段は高くついても、今は安全をとるべき時だと思いました。
何より、推しの卒業だし。わたし比でゆったりと、豪華に。
威張って言うほどのことではないけれども。
2020年、最初で最後の上京。
実に1年ぶり。カントリー・ガールズ渋谷以来です。
グッズ列に並ぶ前
武道館の敷地に入り、覚悟も出来ていないうちにいきなり出会う看板。
散々見つめたふなちゃんがついにその場におさまっていること。本日の主役として顔を務めていること。この目で見て、おお、となりました。
来て良かった、と思いました。
グッズ販売は、持っているチケットの座席によって1時間ごとの販売時間が区切られていました。
わたしの割り当ては1番最初のグループだったのですが、販売開始20分ほど経ってから到着した時にはわずかだった建物外の列が、1時間以上経って出た頃には長蛇の列になっていました。
どうやら、どんどん後ろのグループに販売が食い込んでいった模様。最初で助かった。
建物内には外から見るよりも多くの人が並んでいたのですが、お喋りする人はいないし(わたしの場合は特に、お喋りする相手もいないし)、みんな距離をとりスマホを見ている健全な空間でした。
スタッフさんが、クレジットカードの暗証番号入力用に綿棒を渡してくれたのが妙に印象に残っています。
販売所で流れているアンジュルムの曲たちにもう泣いてました。交差点はあかんよ。
田安門前
あっ
黄色から黄緑色だ、
と思い、瞬時に写真を撮っていました。
逆光だから、残ってる写真じゃちょっと分かりにくいけど。笑
「起承転結」のイメージイラスト通り、4本の木がちゃんと左から黄色→黄緑色のグラデーションになっていたんですよ。
九段下駅の坂
すごく見事なイチョウ並木。
ここも、黄色と黄緑色まじり。
街全体がふなちゃんの色に染まっていました。
祝祭のようで、嬉しくなる。
ええやん、東京。素敵な街やん。
終演後
終わった。
会場内への入り口は裏側の北からでしたが、出口はこの看板の真上のところからでした。
スタンド花
たくさんのお仕事、誇らしいねぇ。嬉しいねぇ。
翌日
東京駅に向かってお散歩のように歩いている時に、またもや黄色と黄緑色の木に出会いました。
現実感もなく、つらいばかりの第一日を晴れやかに彩ってくれました。
今も心に残るグラデーション。東京2020の空をずっと忘れません。
寒さとウイルスに備えて警戒心たっぷりでの遠征でしたが、秋色が差し込まれた街並みを堪能し、思いがけず癒されました。
ありがとう、東京。美しい2日間でした。