雨の降らない星では愛せないだろう?

ハロー!プロジェクト、関ジャニ∞、フィギュアスケート、その他つれづれ

#関ジャニ∞ #十五祭 感想その3

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続き 

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Black of night  

またライブで演ってもらえる曲だと思ってなかったので完全に想定外で嬉しかった!しかも、生歌で超うれしい。当時よりもパワーアップしたパフォーマンスが胸に響く。安田さんの肩はだけ!その後ろで大倉さんお見事なフード芸!もう罪。

この曲から着てる黒衣装がまーじで好き。ごめん全員分見てないくらいに安田さんに釘付け。肩…肩…(子泣き爺)。

「暗闇のラビリンス」の一瞬前、徒歩でポジションに入って肩幅に足開くポーズをとるとこ、一人だけものすごくピョンってしてるのにリズムにピタッと合ってるとこ!安田さんスキスキ!

 

Masterpiece 

2019年夏メインディッシュ。Masterpieceの虜。

アリーナに入らせて頂いた時に、角度的にMasterpiece後半(円形)の安田さん真正面でした…わたしに向けて(×わたしに向けて)(○わたしに向いて)踊ってくれるMasterpiece最高でした…おっおーおおっおーおおっおーおお!で天に突き上げた姿が目に焼き付いて離れない…。

「fantastic」で髪の毛がぐわっと上がってくるところ…前髪後ろ髪が跳ねて踊るのがたまらない…生きてる…生きてるんだよ僕たちは…!

「誰も」の下がりっぷり…!!!!!!

「踏み込ませない」の一個一個の振りのインパクト…!!!!!!

「ユートピア」の指のドエロさ~~交差するカラダ~~~~!!!!!!

この一連の流れが好きすぎる…振り付け変更まじGJです…!(でもニズム円盤じゃ物足りない身体になってしまったという…)

「で誘おう優しく対応」の左右に振れるリズミカルさも大好きだし、冴えないfaceにsay goodbye」でひょんひょんひょんって下がっていってからの間奏で踊り出~~~~~~!も素晴らしいし、その時々でカッコよく肩をはだけさせてはカッコよく直し、また肩をカッコよく出してすぐカッコよく直す~~~~~~あぁまじもうむりYasuderpiece~~~~~!!

イントロ、ものすごく適切なタイミングでレーザーが頭上を覆う(アリーナ視点)のがテンション上がる。最後のサビでパーン!って2回も特効出てテンション上がる。そのあと小特効が上がり続けるので野鳥の会してるとびくびくする。 

ズボンを引き上げる動きすら魅せられるんです…!

 

二人の涙雨

からのイントロうわ最高!この流れ考えた人天才。

安田さんの表情が終始最高なんです今のビジュアルと完璧マッチしてて素晴らしいんです歌ってる人を見ないのに心がしっぽり寄り添ってるんです…!

レトロで可愛い振り付けを全員終始真剣な表情でやり切るのが良い…ほの暗い雰囲気が芸術品…色気がだだだだだだだだ漏れしてる…。

Aメロの脚を交互に上げるとこ、先頭にいる村上くんが少し早めに、長い御足を高々と上げるのが好き。大倉横山錦戸の横並びで「あっおっきい人たちと並んでる亮ちゃんちっちゃい!おっきい人たちのおっきい人たち感!身長差!!!」って今更そこ?みたいなとこに非常に萌えてしまった。

そして間奏のスタンドマイク撫でるところドエロい。まぢ色気。ごち。

 

ナイナイアイラブユー  

スタンドマイク大感謝祭。音源を初めて聴いた時から「こんな風に演ってくれたら…」と願っていた通りの演出でした。ドゥーワップ最高!重なるコーラスが至福。

大倉くんのバリトンボイス、歌声のふちがビリビリ響く感じがして気持ちいい…。「パッパドゥビドゥ~♪」←天才。

ジャン♪って曲が終わる瞬間ふわっと幸せが花開くような感覚。この上なくハピネスイズヒア…。

   

 

大阪ロマネスク 

特別な1曲ではなく、流れの中の普通の1曲として扱われているロマネ。良い。葉加瀬太郎じゃなくなって悲しさも無くなった。丸ちゃんってファンサの妖精みたいで、ロマネスクすら彼の時間なのすごい。亮ちゃんが「歌って!」とマイクを向けてくれる。これは、15年目に立ち会えたわたしの初めて。

 

モンじゃい・ビート  

横山さんの掛け声タイムがわちゃわちゃ可愛い。「いっぱ~つ!」「エイエイ!」「もんじゃい!」で声を上げて超アガる。

最後、ひとり花道に残った安田さんのソロ「泣くな男じゃないか 嗚呼 ナンボのモンじゃい 嗚呼 ナンボのモンじゃい」 何処までも届いていきそうな魂のこもった歌声が素晴らしい。1番のソロでは「泣くなエイターじゃないか」「泣くな男じゃないか…女もな!」と歌ってくれる時もあり。

曲終わり「いぇぇ~~~~」とフレディちっくに締めようとするも、うまくバンドさんとタイミングが合わず「あれっ?終わった…」としくじり亮ちゃんもかわいい。

 

crystal  

可愛い楽しいからの一転、ドンってくる。1音めでサッと空気感変える。

この曲、ライブで聴くと超いい。音に揺られる。音に乗る。関ジャニ∞の音楽に身を委ねる感覚が心地よい。

 

誰もが皆、音の波のなか。 

なんか、初見の時「あ、バンドコーナーだ」とすら意識しなかった。映像でジャンルを区切ってないんだね、いいね。

「終わらない旅路よ」で落ちて「光へと」で急速に上がって「夢じゃないんだcrystal」でカタルシスを迎えて「見えるかい 瞬いたライト 幻じゃない」でクライマックス。音楽の展開と照明が合ってる。サーチライトみたいなやつが場所によってはちょっと眩しい。

一番最後の「僕らは旅人」でパパパパパパッと6人の顔が瞬く演出はすごく良い。全体的に、大きいモニターを使って演出するぞっていう意気込みは伝わるけどcrystal型に阻まれて全員の顔が同時にあまり見られないのはちょっとさみしい。 

隠した痕 痛みはない 眠れない夜に軋むだけ

誰も泣いてなんていないのさ

なんてね ほら 全部嘘だろ 全部嘘だろ

歌い上げながら、頭の傷をなぞる安田さん…。 

キーボード。間奏のメロディー、そして音色を変えて、落ちサビの後ろで鳴らしてるイントロと同じモチーフも、ずっと目立つところ弾いてるヒナちゃん頼もしい。この曲に不可欠なパートを担ってる。

 

ローリング・コースター  

ヒナちゃんが終始煽ってくれて、ずーっと繋がって一緒に曲を作ってる感じが楽しい。これは気のせいかもしれないんだけど、名古屋19日は手拍子でこの曲を聴いていたような気がする、けど20日以降は左右の腕振りだった。両手お手振りの日もあった、かわいい。キーボードを弾いた後、振りに復帰したら時々逆から始めちゃう時があって、継続して振り続けてる観客と合わなくなっちゃったりして、でも皆でつくるあったかい雰囲気。

縦縞衣装、ヒナちゃんは襟が豪華な王様。大倉くんはタイガースファン風味。

「時間がいくら合っても足りない」でヒナヤスがハモるところ、芯と力のある歌声同士がぶつかり合って、すごく華があるなって思う。今回の歌で一番ハッとした二人組かも。彫刻刀の丸いやつ同士みたいなの。エッジがしっかりしてる。 

 

Tokyoholic 

タンバリンをヤスくんがやってることに気付いたのは遅くて、自分的3日目からでした。大好きなTokyoholicの音に乗れる興奮が最優先すぎた。赤いタンバリン。リズム刻む姿バァリかっこいい。一瞬でスタンドに投げて即大股開いてギターを唸らせる一連の動作に惚れる。

記憶が確かならばイントロが一回し多くて、大倉くんのドラムがより複雑化していた…ような気がする!

亮ちゃんの「上から見んなやこっちも必死なんじゃ」がますます噛みつく感じに。喋る感じに仕上げてくる日もあってガラの悪さ最高。マルちゃんソロパートでいつも「もっと盛り上がらないと…あかんわ~」と替え歌してくれる。キメ顔で「もっとこいよ」って煽る声が低くてとても良いので収録されてほしい。渋谷さんのパートを受け継いだ安田さん、自分なりの節回しで歌うのは良いんだけど「つきあっかり~♪」だけは軽さがなんか可笑しい。

錦戸・渋谷のツインボーカル体制が濃かった曲を、そのまま錦戸・安田体制に移行させたようなかたち。全体的に軽やかさが感じられる仕上がり。ヤスくんと亮ちゃんの声はあまりにも噛み合いすぎて、ぶつかり合って増幅するというよりも、1人分の歌声になるんだな…それは曲によって良し悪しだな…と思った。  

 

勝手に仕上がれ 

あ~~~このゾーンの興奮を文字では書き残せない!全力で「ニーニニニー」を歌う楽しさ、この世の全て感!ライブ最高!!

ブルースハープの音色の不在も、フォロワーさんとお話するまで気付かなかった。意識するようになってからも、前奏はニーニニニーが楽しすぎてあまり気にならない。後奏は音のスキマが空くのでちょっとさみしいかな。何かで埋められたらいいのだけど。

「今夜もステージの上から~」マルちゃんのちょっとガサッと荒れ気味の声がたまらん。

「上の方の皆もよく見えてるぜ!あ、それ、ホンマ(真顔)」安田さんの人心掌握術で卒倒しかけましたがなんとか持ちこたえました。…って油断してたらもう1回やってくる台詞パートでヤられる。「ちょ、そんな見られたらはだけてまうって」的なことを言いながら胸元をチラリされた時には半狂乱になりました。1回目で「抱いてやろうか」2回目で「抱かれてやろうか」って言われた回は、もう実質ヤってましたね(やめなさい)。予測のつかないエロさに被弾する時間。高確率で卑猥なことを言われます。あのフェロモン確信犯をなんとかしてほしいですね。 

一転して「Oh 拍手浴びせてくれ」でパチパチパチって亮ちゃんに拍手してるヤスくん、かわ…っ!平和ヤンマー…!!亮ちゃんの「見なくてすむように」の「見なくてす」辺りの発音が好き!好き!!音上がる時に声を潰してニヒルな響きを込めてる!!!!唇の端の魔術師!!!!!

 

LIFE ~目の前の向こうへ~  

一息ついての最後の1曲。安田さんが煽りを入れるようになってから流れが良くなった気がする。(煽りが長い時もあるけど)

過去映像とともに振り返るというコンセプト、ずるい!ずるい!

ファン制作動画やテレビの演出でやりそうなくらいエモを狙ってて(MAD感あるよね?)、公式がこんな風に真っ当なエモを出してくるんだ…!ってことに驚いた。

すばるくんが何回も映って、それもOPみたいに出来事として取り出している訳じゃなくて、過去のライブ風景に当たり前に映っているという形。抜群に可愛らしい三兄弟とか見せられたら、やっぱ心沸き立つよね。折角生演奏してるのに、映像へのワッ…!が主になってしまっていいのかな、可愛いやつとか面白いやつと曲の食い合わせが良くないな、ってちょっと気になったけど、でもこの総括は在ってよかったとおもう。一人で家で見るのは勇気がいる場面もあるけど、50006人でなら。

大倉ソロに過去大倉ソロ映像を重ねるのは、あかんてズルすぎるて…!!「あの日交わした約束をずっと覚えているから 涙こらえて」いつの日も大倉くんも、歌で届けてくれる気持ちは一緒。その流れのまま突入する過去LIFE映像集、そして「関ジャニ∞エイト~~~~~!」集…はアカン、アカン、ほんまにアカン… 。1000人から10000000人へ、の松竹座。突っ走ってきたご褒美のようなLIFE。

大倉くんが体力的にキツそう。最後のドラム回しの後、ぶわっと吐き出すように顔でぐわっと迫力出してきて終わった回。その瞬間胸にどんって波動が来たように感じた、盛り上がった!伏せるように倒れて終わった回もあった。全力を出し切ってるのが伝わってきて、胸にくる。

 

 

映像  

毎回同じ内容の全員挨拶VTR。休憩で、着替えで、セット転換。何分くらいあるのかな…短くまとまってる人は短い。ライブ終盤にこういう形式で座るのが初めてでちょっとソワソワする。

けっこう抽象的なことを語る人が多い。その日のライブの文脈とは切り離された言葉だから、なんだかぼんやりと浮いていて、不思議な印象。

去年のGR8EST、初日札幌だけでなく、ツアー中どの公演に入ってもキラッと光る言葉が届くことが多かった。1日ごとに変化する気持ちを聞かせてもらえるのは、ファンも日々心情が変化する中、一緒に前に進んでいく感じがして嬉しかった。そして、日記のように本音の話を続けることで、メンバーもガス抜きになる一面もあったのではと思っている。今回は、全国どの回に入った人にも等しく、同じメッセージを届けたかったのかなと思う。それが「ありがとうのその先の気持ち」なんだろうか。

大倉さんの「裏では最低で最弱の関ジャニ∞の時もある」というフレーズがものすごく心に響いて、ああこれだ、と腑に落ちる感覚があった。この人たちが最高で最強の関ジャニ∞である所以が言葉で分かった気がする。もしかしたら裏をさらけ出すのが15周年の一つのテーマなのかもしれない。

丸山さんの「ぶつかることもある」話はわたしにはなんだか唐突で、今もうまく消化できずにいる。彼が言っているのは角煮事件みたいなことではなく、“方針の違い”のようなことなんだろうけど、会議とか話し合いとかのビジョンはあまりファンが共有してるものではないと思うから。暗黙の了解で知らないふりをしていたものを、知ってるよね?と共通の話題にいきなり挙げられたようで、ちょっときまりがわるい。大人同士、仕事仲間同士が、どんな時もいつも笑顔仲良しこよしだって盲目的に信じてる訳では当然ないけれど、その心地いい妄想を取り上げられたような気持ち。すこし現実を見るように言われてしまった気がした。

安田さんの話も、わたしが聞きたかったことのような、そうでないような、これも未だ未消化。彼を知りたくて、寄り添いたくて、病気についてもっともっと彼の言葉で語ってほしいと願っているのに、“病気に感謝”の目線にわたしはなれなくて、余計に心が遠く感じてしまう。高みにいるあなたがさみしい。だからといって、低い場所にいるあなたを同情で見下す自分にはなりたくないから、これくらいできっとちょうどいいんだろう。

村上さんの「ヤスくんも言った通り」話は、言葉選びが簡潔で、寄り道しない語り口で、解釈の分かれる隙もない。聴きやすくて、笑顔も優しくて、なんだかほっとする。安田さんの話を切り捨てず、丁寧に拾って、その先に自分なりの言葉を足して、という村上さんが好きなのかもしれない。動画に一緒に出演した時の心情を聞けたのが良かった。2018年は“「笑えるか」という”瀬戸際で戦っていたんだと、そしてそれは関ジャニ∞というものを守るギリギリのラインだったのかもしれないなと、決壊しなかった強さと優しさに改めて感謝した。本当に良かった。「それでは最後に大倉くん」ときっちりV振りするところも村上くんらしくて好き。

初見時に、音声と映像がズレるアクシデントがあり、それが横山さんからだったから、吹き替えっぽさ?真面目なこと言う面白さを狙ってる?と笑ってしまった。2回目以降も、台本感がどうしても拭えずふんわり面白い空気に。3分割モニターもその空気を増幅させるんだよなぁ。

亮ちゃんはトップバッターで、全体の趣旨説明だけに終始しているから、短いし彼自身の語りにまで至ってなくてさみしい。後のメンバーには起こる拍手も、亮ちゃんにする雰囲気はまだ無い。

MCが伸びて時間が押さない代わりに、調整して巻くポイントもなくなっているはずで、必然的に公演時間は長くなる。この挨拶VTRの後、最後の1曲で立つか立つまいか観客の意志がまばらになって、そこで一瞬気持ちが曲に乗り切らなくなってしまうのが、難しいなと思う。  

 

咲く、今。   

意外だった。最新曲の1つではあるけど、カップリングだし、本編最後を担わせる重役には影が薄い気がする。そんなポジションの楽曲をこの局面に用いるセトリを組むなんて定石と違う気がした。けど本当は、最初から可能性を排除していたのは、わたしだったんだなぁ。

この曲は、寒々しい、花曇りのイメージ。その雰囲気を壊さない歌詞の演出。しみじみと聴かせ、心を揺さぶり、泣かせにかかる。

「咲けば散る」。今を盛りに咲き誇る花があれば、散る花も必ずある。

きちんと見つめる必要がある。ライブもそうだし、生きた人間と共に生きるということも、花のいのちを愛でる覚悟に通じる部分があると感じた。

花は咲く、けれど必ず散る。世の中の因果はせつない。

だけど、散らなければあの美しい花吹雪を見ることもない。 

巡り巡る全てのことにきっと素敵な意味があるのだと、明るい心をもって未来を迎えていけば必ず何かしらの意味は見出だせるのだと、そう思う。

もしかして、ピンクのペンライトの使いどころはこの場面だったのかもしれない。

 

今思えば、目の前にいつか当然現れるはずの障壁に何の備えもせず、15周年を上り調子のまま迎えるんだと余裕で歩いていた。だけどエイトとエイターは思いがけず懸命に走ることになった。一寸先が見えない、一歩先が信じられない、時には歩いてきた道ですら間違いを疑うような、辛くて長かったあの道。そしてなんとか、道を作りながら走り切った先にあったのが、この舞台なんだと思う。

お膳立てされた未来ではなく、掴み取った未来を。絶望を希望に代えて、手持ちの色で新しく夢を描いて。

息も切れ切れの中計画してくれたのが、楽しませることを沢山詰め込んだこのお祭りだと考えると愛しさが増す。 

GR8ESTツアーを経て、1年間6人だけで関ジャニ∞をやり通した自信がついたからこそ今、7人時代8人時代と共存したコンサートをできるようになったんだろう。悲しみの色に染まらずに、心静かにしんみりできる。それを成長と呼ぶのかもしれない。

突っ走って、一息ついて、ひとつ年を重ねてという時間の流れを一緒に感じられる、15周年に立ち会えているからこその幸福。

 

ということで本編終わり。花吹雪で遊びながら下がっていくメンバーが可愛いよ。

  

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福岡1日目のビースト!!BOY

 

感想がどんどん長くなっていくけど、次で締められるかな。むりかな。がんばろう。うん。