雨の降らない星では愛せないだろう?

ハロー!プロジェクト、関ジャニ∞、フィギュアスケート、その他つれづれ

"かっさーは愛そのもの” アンジュルムコンサート2021「桃源郷~笠原桃奈 卒業スペシャル~」

スポンサーリンク

ついに迎えた2021年11月15日。

アンジュルムコンサート2021「桃源郷~笠原桃奈 卒業スペシャル~」

めちゃくちゃ良いコンサートでした!!!!!!!!!!

 

このメンバーで初めての単独ライブって聞いてそんなことある!?と思った完成度だったし、このメンバーでやるのは今日が最後ですって聞いてそんなことある!?殺生な!!と悲嘆にくれるレベルには超仕上がってました。

テレビ中継での応援になりましたが、映る人映る人強すぎてなんだこの集団って思いましたし、全カットが素晴らしかったので現地で観たらそんなのまるで…アッ桃源郷!?ってなりました。馬鹿みたいな感想ですが、アンジュルムが好きで最高です。

 

のっけからどうしても昨年の起承転結と比べてしまうけど、コンサートとしては断然!今回の桃源郷が良かったです。

2020『起承転結』は感染対策上「ここまでしかできない」が目立っていて消化不良で、異常なまでの場位置移動でメンバーの高い緊張も見てとれて、バラードコンの流れを汲んだセットリストはどこか寂しくて、あとアンコールも間を埋めるための映像で、かなり特殊だった。

それに比べて今回はまとまった形でダンスが見られて、手も繋げるし肩も組めるしハグもできるし近くで笑い合えるし、もうそれだけで100点です。幸せを貰えます。ほぼ同じ形態のセットだからこそ慣れて「昨年からパワーアップさせるぞ」+「アンジュルムの通常に戻すぞ」の両方が感じられた。花道を活かしたドンデンガエシのライティングはかっこよかったし、メンバーもカメラアピールとかこなれてて気持ちよかった。

「その時出来る精一杯」はそれはそれで尊かったけど、やっぱりわたしは勢い溢れるアンジュルムのライブが大好き。単純に好み。だから1曲目から中盤、ラストスパート、アンコールまで休みなく攻めまくった今回のセトリは楽しかったです。

余裕で体力有り余ってる彼女たちを観てたら、はやくアンジュルム単独でツアーさせてあげて!という気持ちでいっぱいになりました。室内飼いはストレスよ。

 

 

 

ももなの卒業

桃奈のことは当たり前に大好きなのに、こんなにも喪失感がないものか…とちょっと自分でもビックリしています。それくらい希望に溢れた卒コンでした。

桃奈が見ている未来がしっかりしているから、それを周りにも伝えて理解を得られているから、アンジュルムでやるべきことは充分にやり遂げたから、なのかな。

いつか未来でアンジュルムリーダーになる桃奈を疑ったことはなかったけど、そうじゃない未来もとっても素晴らしいじゃないと教えてくれた、卒業前からそのワクワクを共有させてくれたことに感謝してます。

でもラジオで菊池亜希子さんと蒼井優さんがおっしゃっていたけど「夢の場所が想像と違ってもまだ4,5回失敗してもなんとかなる年齢だし、間違えてから改めて戻ってきても全然いいよ」(意訳)という言葉は本当そうだなと同意出来て、愛する場所を自ら旅立ったことをプレッシャーにしすぎてしまわないでほしいなと思います。

ま、でも、メンバーが言っていたように桃奈の意志の強さがあればどのようにでも道は開けていくんだろうと信じてもいますが。

 

桃奈の手紙は素晴らしかった。知性と愛に溢れて、どこまでも桃奈らしかった。

すごい早口でしゃべり始めた時は、あーすごい言いたいことあるんだろうな、端折って手紙にするよりは全部詰め込んできたんだな。らしいな。と微笑ましくなりました。

桃奈は言葉の力を知ってる人だから。桃奈が選んできてくれた言葉たちは全文見事でした。

その中でも特に、自分の出会いが恵まれていることを指して「私は、私を特別だと思えます」と表現したのには唸りました。

自分の幸福に行き着いている、人生の真理を悟っている人の言葉だと感じました。

卒業に際して思想の面で成長を示す、にしても程がありまくるところが笠原桃奈さんという人間から目が離せない所以でした。そうでした、この人はそうでした。

誰よりも無邪気で、誰よりも真剣で、誰よりも分からないことを分かろうとして。そんな桃奈が5年間でたどり着いたひとつの真理がやはり「愛」であったこと。アンジュルムのBIG LOVEが軽いものではないことの証明でもあるように思います。

かみこ達が言うように、桃奈が言葉で育てた「アンジュルムらしさ」も沢山あるんだろうな。そしてそれは、時代が変わっても確実に引き継がれていくのでしょう。

 

 

メンバーそれぞれ

 

三色団子ちゃん

約1年弱前はコンサートに華を添える存在だったのに、今日はめちゃくちゃアンジュルムの顔をしていて、その成長ぶりすごく頼もしかったです。メンバーが楽しんでる顔に煽られるの大好きです。

為ちゃんが全身で曲を表していて、ケロちゃんが顔で曲を楽しんでいて、わかなちゃんが自分を貫いていて、その三者三様の持ち味がいいぞ!このままどんどんイケイケで調子に乗ってほしいと思います。

でもやっぱり1年経っても不器用なケロンヌの46億年LOVE脚パカパカが好きです。

 

りん

表情筋強化ギプスでも付けてましたかってくらい自在に顔が動くようになってて、これだよこれ!新人が見違える醍醐味!ってなりました。明るい表情、これすなわち希望。

ビジュアルも歌声の抜けも仕上がってて、安定感抜群。一人加入のポテンシャルを改めて見せつけてもらいました。ハッサコパイセンはやっぱりパイセンでしたぜ!

ダンスも、持ち前の正確さに加えてちょっとしたニュアンスが加わるようになってて、これだよこれ!と膝を打ちました。アンジュルム育ちの野性味が見られるだけでたまらんのです。

 

れいら

年下組というグループ分けで歌ってた時、いや嘘やろ君そこにおるの・笑。とネタにしたくなった程には貫禄たっぷりでした。アンジュルムの立派な戦力すぎてキャリアが訳分かんないことになっております。美の面でも、最後の挨拶の時光り輝きすぎてておそろしくなった。

今回初めて、カメラに向かってドヤらないれいらのパフォーマンスって面白い存在だなと気付きました。歌い終わりちょっと目線を逸らすのよね。表情のバリエーション増えてきたらもっとすごいことになりそう。

 

かむ

こーいう子好き!と言いたくなったライブでした。現場行ってたら帰り道かむの話ばっかりしてたかもしれない。かむを見つけてしまった…何度目だ?って感じですけども。推しの概念に今一番近い人かもしれない。

とにかくスーパーサブ、というのが現状アンジュルムにおいての立ち位置かなと思いますが、単なる便利屋さんで終わらんき!と燃える土佐魂があらゆるクオリティーを向上させてしまうんですね。(想像)

踊れる、可愛いのが得意、セクシーなお姉さんもできる、そこに加えて今回はソロパートでの活躍が目覚ましかったです。いちいち上手いんだこれが!歌声の伸びが心地よかったし、表現が多彩で見事でした。普段から誠実に結果を出してるからこそチャンスが回ってくるし、またそこで結果を出して次に繋がる、バラエティーなど他のお仕事と同じかむポジなサイクルがここでも現れてるなと思いました。

そして、たくさんのふなちゃんパートを引き継いでくれてありがとう。まるで違う2人の歌声だけど、オリジナルを大事にしてくれるかむちゃんだからこそかむちゃんのオリジナリティー溢れるパートになっていると思いました。情熱なめんじゃねぇ、感無量です。

 

かみこ

生き生きしてましたね!モデルもタレントもばっちりこなしてるけど、あなたやっぱりステージ大好きだね~~!と一目で分かりました。

1年前と比べるしか材料が無いのであれですが、声にストレスが全くない状態というか、集中してるのにリラックスしてる感じ…ゾーンに入ってた?見ていて一切心配が無いくらい、勝ち確でした。

やっぱね、言いたいことは前日までに言っておくべき。当日はただ楽しむのだ!今回それが出来たからコンディションが良かったのだと思います。

 

りかこ

同じく、りかこも力みが無くてかっこよかった。大ベテランみを感じた!気合い入れまくりモードの吼えるりかこも大好きなんだけど、今回くらい自然体でも充分に女王様なのどういうことなの…。

これだけ多くのメンバーを見送っててもまったくスレないりかこ。卒業の度に毎度毎度ちゃんとそのメンバーとの思い出に向き合って、一番大切だったことを心に刻んでるんだなぁと感激します。というか、普段からそういう風に他人と接してるんだろうね。くしゃっとなる恒例のあの表情を見る度に、良い子だ…って毎回思います。ステージ上でクソッて言っちゃうとこまですっごい好き!

 

タケ

卒業するメンバーのために一番泣くのが、一番年上のお姉さんって時点でずるいですよ。だってこんな、よちよちしてた時から見てたもんねぇ…ってもらい泣きしちゃいます。

交差点、いつも歌えなくなっちゃうけど今回は最後の「ありがとう」をしっかり届けられて良かった。その後号泣してたけど!なんなら桃奈の肩で泣いてたけど!桃奈はりかこの肩を借りてましたね。こういう形のアンジュルム、竹内リーダーらしくてとても好き。心に残るシーンになりました。

髪色髪型の素敵お姉さんっぷりに見惚れます。ジャケットの時の袖の長さがスタイリストさんGJです。はっきりしようぜの間奏、後輩率いたキメ方最強です。竹内リーダー最強伝説、まだまだ極めていけますね。

 

ももな

ド派手でアガる1着目、キュートでスタイリッシュなピンクの2着目、そしてシルバーがきらめき黒で締める最高にかっこいいセレモニースーツ、どれも優勝でした。ヘアアレンジもどれも似合っててずっとガッツポーズでした。ピンヒールの高さはどうかしてます。最後にはネックレスを食べちゃって、イヤリングをどんどん吹っ飛ばしちゃってるももなが「暴れん坊」の称号らしくて大好きが止まりませんでした。

『地球は今日も愛を育む』で卒業ソロ歌おうなんて思う人、いるんですね?いました。これ以上ないくらい似合いまくっている選曲で、改めてスマイレージ・アンジュルムで育って過ごしてきた時間と、そこで培った「自分」への理解力の深さに感服しました。

 

タケが『友よ』で「ありがとう出会ってくれたこと」と高らかに歌い上げた時、駆け寄ってくる姿が私たちの愛しき大型犬ももなすぎて、泣きました。

挨拶で、現最年少わかなちゃんを見つめるかつての最年少ももなの瞳がお姉さん通り越してお母さんで、母性はここに受け継がれている…と泣きました。

桃奈が「貴方」と呼びかけてくれたことに自分の特別さを感じられて泣きました。

こんなにいっぱい泣かされたのに、桃奈もいっぱい泣いてたのに、終わった後は心がスッキリ晴れやかで、笑顔で未来に向かっていこうという気持ちになりました。

全部、桃奈のおかげです。笠原桃奈というお人柄が導いた、最高のコンサートでした。

 

りかこが言った「かっさーは愛そのもの」という言葉は全く大げさでなく、桃奈を見てきた人と今日桃奈を見た誰にとってもしっくりくるフレーズだと思いました。

『愛のため今日まで進化してきた人間 愛のため今日まで退化してきた人間』で愛を抱えていた子が、大事に大事に自分なりの愛を学んで慈しんで育んで、たくさん周りの人に愛されて、また真摯な愛で返して、「まばゆい愛の時代」を作り上げてきたことの結果が、今日の武道館だったんだと思います。

愛に満ちた空間、それは貴女がこれまでに世界に振りまいてきた愛だよ。

 

ダンスパフォーマンスの始まり方、新しいことがアンジュルムにもたらされた興奮がありました。

各曲ソロパートではリリース時に与えられてからちょっとずつ磨いてきたものを存分に出し切り、信頼する仲間たちと心から楽しそうに46億年LOVEを歌い踊り、そして「どんな時代にも流されずに」を最初で最後、高らかに歌い上げた『大器晩成』。ハロコンでアンジュルム電撃加入、即電撃パフォーマンスデビューした時の曲です。

今日の晴れ舞台に桃奈の歴史も、努力も、明るい未来も、全部詰まっていました。

 

桃奈にとって前に居たお姉さんたちがどんどん旅立っていくのを見てきた中で、桃奈が旅立ちを考えるのはなんら不思議なことじゃないけど、それも順番とかじゃなくて、行く時が来たらそれぞれ行くアンジュルムがすごい好きだなと改めて思いました。

どんなインタビューやブログで読むよりも、桃奈も行く時が来たんだなと自然と納得できたのがコンサートの場であること、嬉しく思います。アンジュルムを旅立つには交差点に立たないといけない、そしてそれぞれの道を歩んでいくことを自ら選び取らないといけない。だからこそ卒業の瞬間、とてつもなく強くなって美しくなって、みんな羽ばたいていくんだなと感じました。

 

そして、アンジュルムの方も。タケちゃんが言った通りオーディションも開催中でグループは新しい道に進んで行っている途中で、誰もがそこに留まることのない、武道館がゴールでもスタートでもなく通過点なのが、それは希望だなって思いました。

通過点は通過点でも、とっても大事な通過点ですが。

交差点では別れがあるけど出会いもあって、新しい道と景色が待ってる。

 

桃奈は、最後に「皆様、どうぞお元気で!」と高らかに祝福の祈りを捧げてくれました。

桃奈にも、月並みですがご多幸と今後のご活躍を祈りたいと思います。

どうかいつまでも、最上級の愛に包まれていてください。

私たちは桃奈が育んでくれた愛を、同じ地球の上で感じて生きていきます。

 

 

アンジュルム卒業おめでとうございます!

笠原桃奈さん、大好きです!!!!!

 

心から愛しているよ!!!!!!!!!

 

 

 

f:id:polka8dot:20211116000002j:plain

f:id:polka8dot:20211116000005j:plain

f:id:polka8dot:20211116000008j:plain

笠原桃奈が笑顔でアンジュルムを卒業! “離れ離れになっても、どこにいても、この先どう生きようとアンジュルムのことが大好き!” - 日刊エンタメクリップ

 


 

▽関連記事▽