雨の降らない星では愛せないだろう?

ハロー!プロジェクト、関ジャニ∞、フィギュアスケート、その他つれづれ

M-line Special 2021〜Make a Wish!〜 大阪4/4(日) サンケイホールブリーゼ夜

行ってまいりましたM-lineコン。 

うーーん、すごかった!

闇鍋感のあるキャスティング、興味はあったものの薄目で見てましたがやはりこんな豪華メンバー揃いなの観ない訳にはいくまい!?と、一般で昼がとれなかったので夜だけ。


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出演:田中れいな / PINK CRES. / 鈴木愛理 / 宮本佳林

(夏焼雅ちゃんは欠席)

 

ピンクレのフルパフォーマンス、そして伝説のあぁ!が見たかったのでみやの欠席はかなり残念でしたが、むしろここにみや居たらどんなことになっちゃうんだ…?!と想像でワクワクも広がりました。お大事にです。

 

 

感想その1 ドリームユニット

れいな、愛理、かりん、ひかる、にへ。この5人で見事な5人組ユニットだった。

さながら5人プラチナ。さながら℃-ute。さながら初期Juice=Juice。

れいながセンターに立つとモーニングになるし、愛理が立つと℃、かりんが立つとJ=Jになる。人は集まると役割に身を投じるんだと思った。

特にリゾナントはゾクゾクした。れいながれいなパートを歌うと愛理が愛ちゃんのように歌い、かりんちゃんが台詞パートを持っていく。完璧に贅沢すぎる役割分担。

そして、にへひかはガキカメであり、ゆかにゃあーりーだった。(いわゆる「上手担当、下手担当」byジュンリンしゃべくり)

2人が見事に脇を飾っているからこそセンターが映える、その構造含めて一つのユニットとして形ができていた。本人たちも感じるところがあったようで、れいながグループ活動楽しい話をしていたのが印象的。

みやは欠席だったけど、居たらむしろ豪奢な感じあったんだろうか。

 

感想その2 センター、エース、スター、レジェンド 

れいな、愛理、かりん。

センターのあるグループでセンターを勝ち取ってきた、むしろこの人を中心に据えるためにグループが結成された、そういう、華。分かりやすかった。

輝きと、個性。ただ人ではなかった。  

 

れいなは、かつても、そして今も「モーニング娘。エース田中れいな」として歌ってる。一挙一動の私を見てオーラがすごい。動きの全てがTHEれーな。

甘さのある可愛らしいダンスが目を引いた。

 

愛理はめちゃくちゃ器用。どんなパートも全て自分のものにして、色を出してくる。けど調和を決して壊さない、それが力量だなと思う。

すごくいきいきしていて、「ライブが好きな人」なんだなぁと改めて感じた。

声量と声の伸びが段違いだった。

 

かりんちゃんは、一番最近までハローで見ていたからレア感はないはずなのに、やっぱり目で追ってしまう。

一つ一つの動きが派手だからまるでよく動くおもちゃみたいで可愛い。ハイキックはもはや野蛮な必殺技。

髪切って小顔度がますます上がって、ジャケットとショートパンツの衣装で10等身くらいあった。

 

にへは本当かわいい!本当すき。ダンスが活発で、ステージに立つ者として振り付けの表現に没頭している感じがすごく好感。

ひかるちゃんは作画安定にも程がある!どんなタイミングで見ても可愛くて、目の保養すぎた。キラキラ供給女神。

 

セトリ振り返り

M-line Special 2021~Make a Wish!~ サンケイホールブリーゼ 夜セットリスト
出演:田中れいな / PINK CRES. / 鈴木愛理 / 宮本佳林 ※欠席:夏焼雅


01. みかん(モーニング娘。)/全員
02. 付き合ってるのに片思い(Berryz工房)/全員
 MC 全員 自己紹介
03. 恋をしちゃいました!(タンポポ)/田中小林二瓶宮本
04. 氷点下/宮本
05. ギラギラ伝説/田中
06. キレイ・カワイ・ミライ/PINK CRES.
07. IDENTITY/鈴木
08. CRAZY ABOUT YOU(ミニモニ。)/小林二瓶宮本
 MC 小林二瓶宮本 
09. FIRST KISS(あぁ!)/田中鈴木
10. 「ひとりで生きられそう」って それってねえ、褒めているの?(Juice=Juice)/田中鈴木
 MC 田中鈴木 
11. イジワルしないで 抱きしめてよ(Juice=Juice)/全員
12. 宮本 少女K
13. PINK CRES. Think over
14. 通学ベクトル(℃-ute)/鈴木
15. Rockの定義(モーニング娘。)/田中
16. リゾナント ブルー(モーニング娘。)/全員
 MC 全員
17. シャボン玉(モーニング娘。)/全員 
18. Danceでバコーン!(℃-ute)/全員

 

いきなりみかんは楽しすぎる!あのイントロでアガらんのは無理!れいながれいなパート歌うんだよ!?幸せすぎた…。

からの付き片て!…付き片て!!!!!いや楽しすぎるわ!脳内でももの「せーの!」「一緒にー!」が聞こえるのはもう一生仕方ないの。代わりに誰も言わなかった(煽られても困るけど)から余計にその空白で胸がズキンとした。

 

みやお休みでベリ一人もいないのにものすごく本物っぽさがすごくて、カバーなのに全然カバーと思わなかった。れいな愛理、オリジナルと世代が一緒ってでかい。もちろんみやで聞きたかった!けども!

現役が歌うと現役が歌う面白さ(どう歌う、誰が歌う)を楽しむ感じだけど、そういうのじゃなかったな。このライブ楽しいなって没入できたのは、予想外じゃないからかな。

恋をしちゃいました!のにへが可愛かった!かりんちゃんはぴょんっぴょんしてた!れいなはもうなんかブリッブリだった!

1曲目で双眼鏡構えた瞬間に愛理が手を振ってくれた!あれはもうマジで愛理が私を見た!って思った!思ってまうやろー!

2階後方の角席だったので、会場の隅から隅までの始点として見てくれる人が多くてペンライト振り甲斐があった~。

 

ひとそれ!びっくりした!かりん歌わないんかい!!

いやぁ〜…でも高レベルなひとそれだった…2人で歌ってるんだぜ…?すご

  

ラスト2曲、まずはシャボン玉!!

「ぅ愛する人は」\れいなだけ~~!!!!!/言いたすぎる!!!!!

本物のれいななのに!!めちゃくちゃご本家なのに!!

心の中で叫んだけどこの1年で一番レベルでコロナ恨みました。声出したい!拷問すぎた!!

 

からのダンバコ楽しすぎ!!これまたコールして踊りたすぎ!!疼かんのは無理やろ!

ホンマに楽しいが幸福だったけど辛かった!

かりんちゃんがノミのように跳ねていたのが印象的なダンバコ。シャボン玉の台詞をもってったのがかりんちゃんなのも納得だったな。

 

それぞれのソロ曲も当然良かった。

れいなロックの定義はミチシゲイレブンソウルそのまますぎたしギラギラ伝説がギラギラしすぎててれいなだった。あと衣装かわいい!!

愛理の見事さ。声が伸びて気持ちいい。ホールレベルじゃないんだって!スケールが!愛理はソロ曲の煽りも上手くて、流石だったな〜。

かりんちゃんの表現は天井知らずだな。生来の声に合っている歌が心地良い。

そして2人のピンクレ、とても良かった!何も足りないところはなかったです。にへもひかるちゃんも聞き惚れる良い声で、動きも華やかで、メッセージも存分に届いてきて、良いユニットです本当に。

 

特に印象的だったのはやっぱりリゾナントかな。

れいなのストレート!愛理のフェイクのかっこよさ!かりんのキメ!振り乱すにへひか!

あまりにも完璧すぎて、プラチナ期をこの目で見たかったという夢が叶った気がしたほど。あ、ツアータイトルの"make a wish"?!そういうことなの?!

 

 

MCメモ:先輩方について意外な面

・田中れいなさんはリハから可愛くて、褒めるとありがと!みたいなリアクション

 かりん「感謝してもらっちゃったぁぁぁ」

・目に映るだけでファンとしての自分がキョドる

 にへ「人間として認めてくれるんですかぁぁぁ」

・鈴木愛理さんはあんな細くてナイスバディーだから食べてないんじゃないかと思ってたけど美味しそうに笑顔でいっぱい食べてる「みんな好きでしょそういう女の子!!」

 

MCメモ:自称「2人漫才」愛理れいな

愛理「道重さゆみさんと田中れいなさんはハロプロ2大不思議」「ホルマリン漬け」

れいな「理科のやつ?」愛理「あー…はい、簡単に言うと理科のやつです」

愛理「今年いくつになるんですか」れいな「32」愛理「32ですよ!32、32でこれはすごい、見た目変わらなすぎ!32って!」れいな「あんま歳言わんとって!」

れいな「愛理ちゃんはいくつになるん」愛理「27になります」れいな「頑張れば(ホルマリン漬けに)なれるけん」

 

ツインテールの位置、愛理はBuono!の時後ろに2つ、れいなは真横高め

れいな「リハの時にポニテにしてて評判良くて、こういう地味なのがうけるっちゃね」

 

「今日最後だから『好きになっちゃいけない人』ここで歌うべきだったねぇ」

「みんな知っとる?れいな愛理と村上愛ちゃんっていう、あぁ!でもなんでもない3人で歌った曲」「当時推してもらってた人たち笑」

「衣装がこんな…スポーツの…足にリストバンドみたいなのを巻いて(?)」

「本当にハロコンってすごい衣装が多かった、虫とか」

れいな「ちょうちょみたいなやつ?」愛理「私はてんとう虫でした!なんでこんな…って思ってた」「れいなは思ってないよ!全部かわいいって思っとった!」優等生ぶりっこするれいな可愛い

「卒業してからのファンの人には分からないよねこの話、どれくらいいますか?」

「一人でもいいとよ、拍手して」←(自信あるんだなぁと思った)

1回目シーン、2回目「結構いた笑」

「(昔のこと分からないと思うけど)これは調べてください」

「この2人漫才もラスト、愛理ちゃんのペースに巻き込まれる〜とか言いよったけど楽しい」

「(トーク盛り上がって)新幹線一個遅らせてもらわんと帰れん、あ、でも今日大阪やからみんなも帰る人多いか!じゃあこのへんで」

 

ラスト挨拶

にへひか

・ピンクレのピンクのペンライトを振ってくれることが本当に嬉しい

・Think Overという曲は大切にしている曲で、みやちゃんのパートが多い曲でもあるので歌うか悩んだけど、ひかるが初めてラップを作詞した曲でひかラップを見せつけられる曲と言ったら一択だった

 

あいり

・2018年6月のソロデビューから3年?3周年?3年目?4年目?(正解が出せない愛理)

・2019年頃はメイクや歌い方など過去の鈴木愛理を捨てるか悩んだこともある、けど去年のおうち時間でBuono!のおうち時間や過去を振り返る機会が多くて、過去の自分を認めてあげようと思うようになった

 

れいな

・このメンバーでツアー何か所も回ってきて一つのユニットみたい

・ユニゾンで合わせる感じとか、感覚が楽しい 

・歌割りがある、という感覚(歌わない箇所、ダンスを踊るだけの箇所がある)を忘れていたけど「グループって面白い、れーななんでモーニング娘。やめたとやろか」その日イチの大爆笑

・「やめたかったとかじゃないしやめたことに後悔は一切ないよ!(フォロー)」

 

れいなとか愛理の、スレタイになりそうな発言で盛り上げるの上手いの流石だなって思いました  

 

M-lineでまた今年来ると思うので!って最後に愛理が含み持たせる感じで言ってたけど来月すぐに尼崎来るやん思いました。いちおう違う県ですが。

尼崎、行くか行けるかチケットもまだ持ってないし悩んでますけど、正直行ってみて楽しすぎたのでこの合法麻薬をまた浴びに行きたい気持ちはめっちゃあります。

 

スター勢揃い!すごいなM-line!!

現役と比較する訳ではないけれど「これが私が好きになったハロプロだな」と思いました!!

みんなの今を知ることができて、幸せを叶えて、一緒に楽しんで、会えて良かったです!

blossom night fever

ひなフェスの波に乗り切れなくてつらい。

 

歴史が動いた喜ばしさ、めっちゃある。アンジュルム最高。

もう本当それは100%本心。なのに心の中がずっともやもやしてる。

 

なら100%ちゃうやんけーっていうところまでは分かってるんですがね。

なんでしょうね。それはそれ、というか。

 

ameblo.jp

9期かわいい。3人揃ってる写真、全部いい。 

 

3人の成長も、存在も、何もかも喜ばしくて。アンジュルム今良い状態なんだなって。

卒業のためにじゃなくてただただ前へ進んでるの、すごい良いことだし。

そこに一区切りつけたのがふなの存在だったことがなんかちょっと刺さるだけです。

 

ロケットブースターになれたのかな?

というより、足枷だったりしたのか?

なんて、どうしようもないことをネガティブに考えてしまう夜もある訳です。

 

時代の変化はあっという間で、それに乗り切れるのはコンスタントに現場に行っている人間なんでしょう。現場では頭で考えるよりも身体全部で解るから。

どうにかしないとなーとは思いつつ、花鳥風月に行く動機が見つからない。どこにもふなちゃんがいる回がないから。

 

 

どんな時代にも流されずに

さて、2020年のひなフェスから1年が経ちました。

むろ、ついに表に出てきましたね!

そのタイミングで、大器晩成がまた歴史の転換点になっているのもすげぇ良いストーリーだなと思う。

 

思う。 

だけど辛い。

だからこそ苦しい。

 

あれ、これカントリー化してない?笑

アンジュルムであんまりこうなったことなかったんだけどな。

 

 

なんだろうな。

とにかく、わたしだけがまだ2020年にいる感じです。

 

ふなちゃん自身は、たぶんもうとっくに次の季節を迎えているんだろうけれど。

 

ふなちゃんが何しているか知りたい。

どこに向かうのか知りたい。

次どこで待ち受けていたら会えるのか知りたい。

もう二度と会えないのか、それだけでも知りたい。

 

 かみこは会えていいなぁ。

ameblo.jp

教えてくれるだけありがたいけど。

距離が近いのに、ステージには上がらないことをまず寂しく思ってしまう。

 

 

春は苦手です。

咲く桜、散る桜。

 

熱は冷めないから身体に毒。

 

 

 

特大さいごのおくりもの

待ちかねた3月。届きました。

その名も「アンジュルム 船木結卒業記念~本人直筆アナタの名前とサイン入り特大パネル~」。

 

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どん。

家宝です。

 

まごうことなき家宝です。

 

 

想像してた倍くらい大きい。

自分の写真のどれよりも大きい。

七五三、卒業式、成人式、結婚式。持っている自分の写真のどれよりも大きいのが、かつてアイドルだった他人の写真です。ははは。

 

 

注文するか迷ってますと打ち明けたらあれは良いものだからと背中を押された日のことを思い出しながら、開封してみるとこれはもう予想よりも遥かに大きな代物で。

映りが良くて、目が合う。なんだこれ。照れる。

 

胸があたたかくなる。あぁ、これは良いものだ。

泣きそうになりながらゆっくりとサインを眺める。世界に一つだけのわたしだけの。

 

ふなちゃんが書いてくれたわたしの名前はちょっぴり雑で、画数の多い漢字は少し省略気味で、潰れていて。笑

 

書きづらくて、ごめんなさいね。

あなたらしいその文字すらも、愛おしくてごめんね。

 

苦戦しながら書いてくれたんだなぁ、どんな気持ちだったかなぁ、いつ、どこで、どんな顔してたのかなぁ、と2020年12月10日以降のお仕事に想像を巡らすと、それはもう思いもひとしおです。

 

 

ありがとう。 

ずっと待っていて、良かった。また会えたような気がする。

そして、これからは、これからも、一緒だね。

 

 

さぁ、このサインパネルをどうやって一生大切にしていこうか。

 

孫に「おばあちゃん、このひとだあれ?」と訊かれたら、

「この人はね、おばあちゃんの大切な人なんだよ…」と答えよう。

 

 

物語は続く。

 

 

 

 

ね?

 


スマイレージ 『プリーズ ミニスカ ポストウーマン!』 (MV)

 

 

3/11 今日という日に届くなんて。

 

やなみん。お元気ですか?

わたしは今日もやなふなが大好きです。

田村芽実solo musical『ひめ・ごと』感想と考察

めいめいの『ひめ・ごと』配信の話をします!

まとまりのつかない感想と、つたない考察。

 

 

『ひめ・ごと』上演まで

概要

田村芽実ソロ配信プロジェクト『ひめ・ごと』

販売期間:2021/3/4(木) 21:00まで

配信期間:2月27日(土) 20:00~3月4日(木) 23:59まで

https://t.pia.jp/pia/event/event.do?eventBundleCd=b2169509

 

 

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motion-gallery.net

 

クラウンドファンディングで資金調達に成功し、4年半あたためた企画をこのタイミングで配信ソロミュージカルプロジェクトとして敢行。

 

わたしは石油王ではないので、いくらファンとはいえ、見知らぬ作品にぽんと1万円出すのはなかなか厳しいものがありました。

ましてや目標金額自体はわずか5分で達成しており、今更自分がお金を出さなくてもな…自分が出資する意味合いが軽いし…などとも考えていました。

しかしひとたび「これからに対する投資」ではなく「これまでの感謝」の意味合いを含めて考えると、あ!1万円分のリターンなんて既に受け取ってるレベルだな!?と気付いたので、微額ながらチケットセットコースに参加しました。

結局、コレクター:1234人、総額:28,178,000円というとてつもない達成だった訳ですが、そこにわずかでも自分の気持ちが入り込んでることはやっぱり嬉しいです。

何より、めいめいが喜んでいるのがうれしい。

 

インタビュー

entamenext.com

あとこれは理由が分からないんですけど、昔からの私推しだった方ではなく、むしろ箱推しだったり他のメンバー推しだった人が今の私を応援してくださったりすることもあって……。ちょっと不思議な感じですよね(笑)。でもうれしいです。」

めいめいのインタビュー、この部分が一番響きました。まさにわたしもそういう人物だし、そんなわたしのことを見つけてくれてて嬉しい。

めいめい一推しを名乗ったことはない自分だけど、めいめいの歌が好きで今も音楽活動をフォローしているし、舞台女優としての活躍も本当に楽しみにしています。(ヘアスプレーは本当に残念でした)

 

別のインタビュー前編・後編

entamenext.com

entamenext.com

 

 

『ひめ・ごと』配信を観ての感想

※ネタバレ無し※

 

★★★★★ 星5つです!!!!!

 

★…音楽よし

・ナンバーは6曲、どれも良い!名曲揃いと思う。歌詞も良いし曲も良い。伴奏も心地良い。好き!!

★…脚本よし

・あらすじをなぞる劇ではなく、観る人ごとに解釈の余地があるお話。シンプルな設定の中にスパイスが効いている。

★…演技よし

・とにかく台詞が聞き取りやすいことが素晴らしい。圧倒的な台詞量で初見なのにすっと台詞が入ってくる。登場人物は一人なのに、表現の幅が広く飽きない。

★…世界観よし

・こだわり抜いた小部屋の可愛さ。レトロな洋館の中に衣装も小物も好きなテイストが詰まっていて、好み。ビジュアルだけでうっとりできる。

★…感性よし

・繊細な感情を豊かな日本語描写で言語化されている。歌や音楽の輝かしいエネルギーに溢れている。言葉に心がこもっている。見終えた後に「人生は素晴らしい!音楽って素敵!ミュージカル大好き!!」との想いを胸に、頭の中で口ずさみながら劇場を後にするあの体験。が、できる演目。

 

一人芝居っていいよね!『ガラスの仮面』でも「ジーナの青い壺」や「女海賊ビアンカ」や「通り雨」最高だもんね。

以前からめいめいのことは"千の仮面を持つ少女"として存分に推しておりましたので、その北島マヤっぷりが遺憾なく発揮されたお芝居として大満足でした。

舞台装置の転換がなく、小道具を使って進行していくところは大好きな『ダディ・ロング・レッグズ』(2人芝居)のようでこれまた好み。

配信なんだけどカメラワークが独特で、固定じゃなく、舞台全景の引きカットも少なく、時たま画面が揺れるし演者に近付くし、ちょっと癖がある。照明がかなり明るめで生々しいのが良くも悪くも特徴的。

髪の乱れ等を観察している限り通しで演じているのが見てとれて、おそろしい子…!となった。

 

めいめいのライフワークにしてほしいし、名刺として引っ提げるには充分すぎる出来。

今後も第2弾、第3弾…と観ていきたいし、その時々でめいめいの表現したいと思うものを知りたい。何より、劇場での『ひめ・ごと』本公演には是非とも入りたいと願う。

 

配信で、更に録画なのに、遠巻きな感じがしなかった。

配信映像を撮影している場所が「〇〇劇場」や「△△ホール」じゃないのが逆に良かったのかもしれない。自宅と現地との距離を感じなかった。

「ここで物語が終わり、パッと照明が明るくなって、今、拍手が降り注いでる」と実感する瞬間があった。

感覚として、自分の周りに同じようにスタンディングオベーションしている人たちがいて、高揚感を共に味わっている空気があった。

画面越しの上演であり、そこには舞台も客席も緞帳もないのに、空間を感じていた。

めいめい一人の姿を観るだけならばインスタライブだって同じなのだけど、そういう「ただの配信」ではまるでなかった。

人生に刻むミュージカルに「新たに出会った」ような、そんな感覚。新作ミュージカルの傑作の初演に立ち会えたことが、まず嬉しい。 

 

 

 

※ネタバレ有り※

考察

 

 

 

・構成について

物語は4章に分けられる。それぞれに仮題をつけてみた。

 1章 恋のひめごと(夢1)

 2章 殺意のひめごと(夢2)

 3章 大人のひめごと(夢3)

 4章 赤い服のひめ(エピローグ)

このうち、1章~3章が夢の中のひめで、4章だけが現実。というのがわたしの見方です。観る人によっては、1章も現実だととらえる方もいるかもしれない。

4章で初めて外部からひめちゃんについて語られることで、種明かしになり物語の肉付けがされるという構成。真相ははっきりと明かされないけれど。

 

・ママについて

最初に違和感をおぼえたのは、ママの存在だった。

朝ご飯にしようと声をかけたのち、一向に朝食に向かわず時間を忘れて歌い踊る娘にいぶかしむ様子がないこと。

ママ来ちゃうよ、テープに吹き込んでいる内容きかれちゃうよ、とハラハラしていたのにそのような展開が無くて、これは「ご都合主義」なのか、それとも隠された意味があるのか…?と引っかかりをおぼえた。

そして、暗転の後の2日目の朝。 

「ひめちゃんおはよう。朝ごはんにしようね」何処か無機質なママの声。

台詞が同じではなく少し変化があることで、ママ側の日時は進んでいっていることが分かる。なのに、ひめちゃんの方は「今日、行く」ことを繰り返す。同じ1日の中にずっといる。

これが仕掛けなんだと分かった。 

 

・時代と時間について

時代背景が読み取れないのはわざとなのかな。舞台が昭和なのか、ひめちゃんが昭和が好きな女の子なだけなのか、いまいち明確な描写が無い。

「昭和歌謡=めいめい」の図式が刷り込まれているからこそ迷う。

昭和を生きる女の子をやっていてもおかしくないし、ばりばりに現代(平成後期~令和)の女の子だけど昭和に憧れてテープレコーダーを愛用しているのかもしれない。

あるいは、昭和からずっと眠ったままなのかもしれない。様々な見方ができる。

というのも、百恵ちゃんの話をする時にリアルタイムではなく「引退セレモニー」ありきで話しているのが後追いのファンっぽい。

ところどころ、ひめちゃんの語彙が現代のもの(「空気読めてない」等)なのもモヤっとするポイント。現代語でのレトロ劇だと言い切ってしまえない不思議な違和感がずっと漂っている。

 

どことなくいつも時間感覚が不思議で、3ループ目ではあっという間に夜になっていた。

その「感じ」を「夢を見ている」の表現だとわたしはストレートに受け取っている。

2ループ目の、毒薬が無い!無い!どこにも無い!と大慌てして探すがうまく見つけられなくて焦るあの「感じ」も、まさにそうだろうと思う。

 

「ループ」と呼んでいるが、ループという言葉は正確ではないかもしれない。現実時間は流れているけど、意識がずっとあの1日を繰り返しているのではと思う。

つまり「行く」日。事故から分岐して、現実はそのまま月日が流れるけど、夢の中では翌朝にならずに前日の朝からをずっと繰り返しているのではないだろうか。

 

・夜について 

ひめちゃんの「そういうこと」について3つの可能性を考えてみた。

①ひめちゃんは行って、会った

現実のひめちゃんの行動は、夜21時に行った。自転車を出して、いつものようにスピードを出して街を駆けた。ナギくんと会って「そういうこと」をした。朝ご飯までに家に帰りママにおはようを言うため、明け方に家に戻ろうとした。そして、車にはねられて意識を失った。

この説は、以下の台詞から推定したストーリーです。

「自転車、門から出せるかなぁ」→ひめちゃんが夜外出する時に、自転車で行ったことがわかります。また、高校への通学時にスピードを出して自転車に乗っていることが分かる台詞もあります。そのため、自転車に乗っている時に危険な目にあいやすかったのではないでしょうか。

「朝までには帰ってくる、朝にはママにおはようを言う」→ひめちゃんが出歩いた時間帯は、ナギくんに会いに行った夜21時頃と、洋館に帰ってくるための明け方であることがわかります。

「なんであんな時間にあの道、自転車で走ってたのかしらねぇ」→4章のおばあちゃんの台詞です。

ナギくんの家への行き帰りのどちらで事故にあったのか、はっきりと断定する台詞はありません。「行く」ことに重点が置かれたストーリーになっているため、行きがけに事故にあったようにも見えますが、わたしはそれはミスリードではないかと考えます。

ひめちゃんが事故にあったのは明け方ではないかというのがわたしの説です。

 

というのも、4章、眠るひめちゃんの服装が答えではないかと思いました。

 


田村芽実 / いちじく Music Video

 

めいめいのオリジナル曲『いちじく』では、少女が徐々に大人の女性に近付くさまをビジュアルの色の変化で表現しています。今回、『いちじく』と同じ赤澤えるさんがビジュアルディレクターを務められているということで、共通する世界観の可能性は高い。

21時前、ママの言いつけを守り洋館で夜を過ごしていたひめちゃんは白いフリルたっぷりのネグリジェを着ている。そしてカーディガン(色付き)を羽織って出掛ける。この時の服装と、4章で横たわるひめちゃんの服装は違う。真っ白なドレスから真っ赤なドレスへ。そこには必ずや何かしらの意味を持たせているはずです。

わたしは、ひめちゃんはその夜ナギくんと結ばれ、赤く色づいたんじゃないかと思うのです。

だからこそ、事故にあった時間帯は「そういうこと」の後であり、ひめちゃんが大人になったことを暗示していると受け取りました。

 

②ひめちゃんは行けなかった

「ナギくんに逢いたい」とわざわざ言う台詞がある、ということは、実際には逢えなかったのかもしれない、と感じました。

そして、1章から3章の夢において何度も何度も「私、行くんだ」という台詞が繰り返し語られることが気にかかりました。

つまり、夢の中で何度もその1日を繰り返しているのは、現実で行けなかった無念があるのではないかという説です。

何かしらの理由があり行けなかったのか、あるいは行かなかったのか、それは分かりません。行きがけに事故にあったのかもしれません。

この場合は赤いいちじくは関係なかったということになりますが、一つの考察です。

 

③ひめちゃんの恋なんてなかった

ナギくんとの恋が成就していることは全てひめちゃんの妄想説。あるいは、そもそもナギくんまぼろし説。ぬいぐるみとお喋りするような子だから、架空の恋人を作り上げてもおかしくはない。

ナギくんは、声ですら登場しません。

不思議じゃないですか?ナギくんは手紙で気持ちを伝えてくれるのに、ひめちゃんは声のお手紙でお返事をするのです。

もちろん、メタ的な意味で言えば一人芝居を成り立たせるために「テープレコーダーに吹き込む」ことで語らせているのが主な理由なのでしょうが(笑)、ナギくんが実在する証拠は劇中に登場しないのです。

転校生のナギくんなんていなかった。転校生のナギくんはいたが恋人同士にはならなかった。ひめちゃんはもしかすると学校に行っていなかった。ひめちゃんは…実在するのか?

疑い始めるときりがありません。一人劇ってこわいですね。客観性がない。

 

・2回目以降観るとこわいところ

ひめちゃんのおしゃべりで重要なキーワードをそれとなく語っているように思える箇所をピックアップしました。

→19分頃から

「この世界で生きている皆から私だけが取り残されてひとりぼっちになった気持ち」

「お城の上で閉じ込められて一生外に出られないお姫様みたいな」

「もしかして私だけ絶対に出られない箱の中に置き去りにされて毎日同じ生活を繰り返しているんじゃないかって」

「毎日、毎日、新しいことなんて何にもない、時間が止まっているみたいな町で」

「大切なことは何にも見ないまま、知らないまま、一人っきりで枯れて消えていくんだ」

「私は、他の誰とも一緒に生きてない」

「きっと今私が居なくなってもこの世界は何にも変わらない」

「なんか、私、ただ息しているだけで、まるで死んでいるみたいだなって」

→「例えばこれで二度と会えなくなったとしても」

→「ナギくん、今行くね」

あと、「I dream 夢見ること」がテーマソングになっているのもなかなか。最初と最後に流れる鼻歌「I dream」。強調される「夢見る」のキーワードの意味深さ。 

意味が分かると怖い話みたいになってますね。これらがダブルミーニングに聞こえるのは、考えすぎなのか。

 

 

その他感想

・感動した部分について 

声だけの出演なのに、ママにぐっときたところが2箇所もあった。

まずは、眠るひめちゃんの心の声を受け取っていたこと。毒殺ひめちゃんが叫ぶ「あの人に家を売らないで、その人の言葉を聞かないで」的な言葉が、のちのち「この家も土地も売らない、あの子に言われた気がしたの」というセリフでママに届いていたと分かる。

あと、言いつけを破って夜間に出歩いていたひめちゃんのことをママは「悪い子」と言わなかった。ひめちゃんはママにばれることを心配していたし、ママからの決別を覚悟していたけれど、ママは優しく信頼して受け止めていた様子。

「あの子のことだから何か本当に大切なことがあったのよ」と理解してもらえて、ひめちゃん、良かったね。

 

・めいめいの提示する「ミュージカル」像について

『頭の中はお花畑』の歌とっても好きです。

ひめちゃん最初くまちゃんに怒ったりするところちょっとこわいキャラクターだなと思ったけど、曲に入るとひめちゃんのエネルギーが歌と踊りに向かうので安心して観ていられた。 

このナンバーはめいめいがこのミュージカルを作るにあたり意識したというサウンド・オブ・ミュージックのマリアっぽさがあって(「自信をもって」「私のお気に入り」あたり)、いかにもプロジェクト第1作、これまでの憧れを全て詰めたような、めいめいが観て育ってきた、そして育ててきた「ミュージカルの登場人物」像が投影されているよう。

部屋を見て分かるように家族からの愛に恵まれていて、ナギくんと恋を知って、夢見ることがやめられない。物語の主人公像のかたまりみたいな女の子。

 

・一人芝居の上手さについて

ナギくんへの語り、恋の表情がとても良い。どれだけ大事な人であるか伝わってくる。

言葉が豊かで、確かに洋物翻訳ミュージカルでは出せない味だと思う。

G線上のアリア、曲名を語らずピアノが息を合わせて入ってくるところの雰囲気が好き。 

ヤジマさんの語り、目つきも声色も何かもがめいめいじゃなくなる。この「憑依」こそがめいめいの醍醐味。

殺してやるの歌も流石すぎる歌いっぷり。毒を持つ植物の名前を並べてあるのがいい。

 

・初めてを表す言葉について

重大なテーマの一つである処女喪失を「そういうこと」という言葉で表現しているのが奥ゆかしくて良い。「ひとつになる」「溶ける」の甘い言葉選び。どぎつくないのが持ち味。

 

・テーマである「I dream」の素敵さについて

「I dream(リプライズ)」の豊かな夢見力。これこそまさにミュージカル!

"生きるって喜び溢れる素敵なこと"

"夢見ることはやめられないこれからもずっと"

このミュージカルにおけるこの曲がどんな意味を含んでいようと、この曲単体での素晴らしさに酔いしれられる、カーテンコール。

めいめいが高らかに歌い上げて手を広げると、心が反射的に感動して拍手を送りたくなる。ミュージカルという演劇ならではの高揚。音楽って素晴らしいの感動と生きるって素晴らしいの感動は繋がっている。 

めいめいの表情は千の仮面ほどあるけど、一番はやっぱりキラッキラ輝く夢見る瞳が好き。

 

 

めいめいプロジェクトを応援できる幸福

 

めいめいがやりたかったことが実を結んだこと自体まず嬉しいけど、実現したいとずっと言ってたアイディアがわたしにとっても素晴らしいと分かったのも嬉しい。

素晴らしいお芝居を観た夜はルンルンしてわたしも歌いたくなっちゃう。音楽が頭の中で舞い踊る。その体験を人生において新しく増やしてくれたのがめいめいの自主プロジェクトだなんて、なんたる幸福。

「やりたい!これは絶対素晴らしい!」って自信満々な様子をずっと見守ってきただけに、実際わたしが観たら価値観合わなかったらどうしよう辛いなってハラハラしてました。だけど100%心から「観られて良かった!」と思える、価値のあるものでほっとしました。

めいめいの価値観が好きだなと思えたこと、そして彼女のやることの「間違いない感」をまた強められて、ますますファンになりました。

今後のプロジェクトも楽しみにしています。『ひめ・ごと』大成功おめでとう!

 

 


 

 

 

最後の月光が届いた日

お久しぶりです。

 

ブログの書き方を忘れてしまったので、ひとまず語り掛けるような形で書き始めてみました。

今、書き出しを既に3回消したので、これもまた書き直すのかもしれません。とりあえずいけるところまではこれでいきましょう。

まとまりないですが、前回喪失日記の続きとして(シリーズ化?)12月から今日現在までの心境を書いてみます。

 

◎喪失日記 2020/12/16◎

www.polka8dot.com

 

喪失喪失って言ってるけど、何一つ失ってはいないんだけどね。

「アイドル船木結」はこんなにも沢山のものを残してくれていったのに。 

今、実在していないからといって愛せない訳じゃないはずなんだけど、気持ちの行き場が無いように感じる。

やはりアイドルはわたしにとってイコンであり愛情を受け止めてくれる器のような存在なんだと思います。

 

 

ハロヲタ何年生

自分の状態について考えることがあります。

 

・ハローに関心を失っている?

 →否、しっかり見て怒ったり(さゆき…)泣いたり(ちなみ…)盛り上がったり(かみこぉ~↑)してるよ

 

・今のアンジュルム興味ない?

 →んなアホな、三色団子かわいすぎるだろ

 

・現場にはもう行かない?

 →二度と行かないことはないけど次の現場はアンジュルム単独がいいな

 

ということで、ハロヲタではあるでしょう。

FC会員も更新しました。迷いましたが。

 

でもなんか。一区切りはついた感覚があります。

メンバーじゃない自分にその行事があるのはおかしいかもしれませんが、まぎれもなく「卒業」なのかもしれない。

 

全うし、想う心も未だあるけれど籍(席)がない。

 

ふなちゃんに寄せた気持ちは彼女と共にあの日旅立ち、わたしは属性を失ったのでしょう。

 

 

冬眠前の秋の日々

12月9日は遠い昔のようです。

実際もう3ヶ月が経とうとしていて、季節は春の兆しです。

 

卒業までのわたしは、かき集めるのに必死でした。

グッズの写真はもちろん、録画もそうだし、インスタやブログも。

 

居なくなる人の痕跡を保存すること。

遠からず必ず売られなくなるものを買い貯めて。

そうして、その日の後は、集めたものを一つずつ開封していくのを楽しみにしていました。

 

ところが、卒コン遠征から帰ったわたしは生中継の録画を即観なかったし、買ったグッズもまだ束のまま。

すぐに向かい合えなかった。愛が、悲しみとか辛さとかのそういう複雑な感情に負けてしまいました。

卒コンを一度観てからは数日のうちに何回か見返しましたが、もうそれっきりになっています。

  

そして時は流れ、12月31日カウントダウンコンサート(?)の第1部をFCで無料配信していたので、ただで観られるものならと観ました。

そこで、覚悟無く「今の」アンジュルムを観てしまった。

本当にすごく可愛くてすごく好きなのに、楽しい気持ちになれませんでした。

 

推し、不在。

あぁ、こういう気持ちなのか。

ようやく分かって、ショックを受けました。

 

 

船木結のアンジュルムBIG LOVE

1月末にはかむちゃんとふなちゃんの特番放送がありました。

『船木結のアンジュルムBIG LOVE』

とても良い番組でした。かむちゃん、ありがとう。番組スタッフさんもありがとう。

 

円陣でもう泣きながら、LOVEをしっかりメンバーに伝えていたふなちゃんにもらい泣きしました。新メンも加わってのKeep your smile!アンジュルム推しとして歴史に胸を熱くさせる素敵な一瞬を見せてもらいました。

ゆめ組夏祭りの未公開シーン、かみかさは伝説級の面白さでしたし。ありがたく、満足です。

 

だけど、かむちゃんとのトークは痛くて痛くて…。

「兼任当初」の振り返りは、しなきゃいけないことだっただろうけど、見たくないものでした。

物議を醸したりかこのメッセージも、卒コン当日のかみこの話と同じく、正直言って裏話として聞くにはきつく。

 

振り返りを話せる場があってよかった、かむちゃんと卒業前にこんな機会が持てていてよかったという気持ちは少なからずあるのに。

だめですね。もう親元に居ないのに、まだモンペです。

 

思いがけずやなみんの話を聞けたことにより、かむふなとやなふなに尊いつながりを見出せたことは光明でしたが。

 

 

尊い~~最高~~の気持ちで満たされたい。わたしだって。

だけどそれって、推しがいて、推しが笑顔で、推しと自分に未来があって、世界は平穏無事で、夢と目標が理不尽に奪われないそんな世界での話。

「困難 荒波 大歓迎」の歌に救われるのは、無条件100%いつもそう思えているからじゃなくて、どうしようもなく落ち込んで辛いけれども最後のぎりぎりでこの言葉を信じてみようと踏み出したその一歩であるからで。

これまでにあったふなちゃんの辛かったこと、ハローに全部置いていけたわけではないよね、と思うとやはりまだ胸がくるしくなってしまうのです。

 

 

バラードハロコン

このコンテンツが開放されたらいよいよ最後だ、と思うことばかりです。

その一つが、12月初旬から予告されていたふなちゃん特番の放送でした。

 

そしてついさっき、最後のハロコンである12/6の映像がアップされました。


「Hello! Project 2020 〜The Ballad〜」 December 6, 2020 Start 18:15・KOBE BUNKA HALL - Digest -

 

ずっと待っていたのに、観てしまって辛くなりました。

「まだ」のものがどんどん減っていく。 

 

これでいよいよ後は、卒コン円盤だけです。

それももう発売日が決定しているし、残り日数を消化していくばかりです。

ジャケット写真が公開になったら、またその日には胸が痛むのでしょう。

 


 

(『船木結のアンジュルムBIG LOVE』も収録の2枚組だそうです…) 

 

 

いつか、これから

こんな文章が下書きから見つかりました。

 

死んだ子の数は数えるなという言葉は知っていたけど、居なくなった人を愛して暮らすのがこんなに辛いとは思ってなかった

12/9の卒業の日を迎えるまでは、沢山グッズを買い込んで、観てない映像もこれからゆっくり観て、余生を楽しむこれからもそれはそれで良いなと思っていた

本気で思ってた

ハロプロのふなちゃんをしがんでこれからも楽しく生きていけると

 

それがどうだ

 

一挙放送を観るのはつらい

特番も、

これを観たら終わってしまう

 

…という、これは1月30日(特番放送前)の心境らしいです。

なんだ、今日とほぼ同じこと考えてんな。笑

一つの気持ちにじっくり向き合えるのは時間があるからなのでありがたいことですが。

 

この、情熱の燃えかすのような愛情を。執着を。怨念を。

これからも抱いて生きていくのですからまさに余生でしょう。

済んだことなのに、済ませられない。厄介な亡霊ですね。

 

あれ、余生?亡霊?生きてんのかな、死んでんのかな。

 

 

わたしはこんな感じですが、卒業していったアイドル達の方には次のステップをガンガンに爆走していてほしいです。

第二の職業人生をあっけらかんと公表してくれた梨沙ちゃんのように、ふなちゃんもさっぱりと次を生きてくれていたらいいなと思います。

 

そこにわたしがいなくても、全然良い…と言いたいところですが、やっぱりそれは強がりですね。会いたい。顔が見たい。応援してるよと伝えさせてほしい。

 

欲張りですが願わくば、大好きなその歌声を、舞い踊るさまを、素敵なその笑顔を。

いつか公に見せてほしいなと思います。

 

貴女の表現に魅せられた者として、これからも生きる。

そのことに迷いはありません。

 

どうか、願いが叶いますように。

貴女が今日も、何処かで幸せへと続く道を歩んでいることを祈ります。

 

 

 

今日のきもち、おしまい 



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街はキミの色 卒コン遠征記

2020年12月9日、10日。東京に居ました。

遠征するか直前まで本当に悩みましたが、行きました。

 

体調などの変化に問題が無いことを確認し、マスクと消毒液をカバンにしっかりと入れて。できるだけ乗り換えを減らし、人混みを避けるルートを調べて。

 

遠征する代わりに「私のいつも」を変えました。

夜行バス強行軍ではなく、往復新幹線と清潔なホテル泊での1泊2日遠征。

お値段は高くついても、今は安全をとるべき時だと思いました。

何より、推しの卒業だし。わたし比でゆったりと、豪華に。

 

威張って言うほどのことではないけれども。

 

2020年、最初で最後の上京。

実に1年ぶり。カントリー・ガールズ渋谷以来です。  

 

 

 

グッズ列に並ぶ前

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武道館の敷地に入り、覚悟も出来ていないうちにいきなり出会う看板。

散々見つめたふなちゃんがついにその場におさまっていること。本日の主役として顔を務めていること。この目で見て、おお、となりました。

来て良かった、と思いました。

 

グッズ販売は、持っているチケットの座席によって1時間ごとの販売時間が区切られていました。

わたしの割り当ては1番最初のグループだったのですが、販売開始20分ほど経ってから到着した時にはわずかだった建物外の列が、1時間以上経って出た頃には長蛇の列になっていました。

どうやら、どんどん後ろのグループに販売が食い込んでいった模様。最初で助かった。

 

建物内には外から見るよりも多くの人が並んでいたのですが、お喋りする人はいないし(わたしの場合は特に、お喋りする相手もいないし)、みんな距離をとりスマホを見ている健全な空間でした。

スタッフさんが、クレジットカードの暗証番号入力用に綿棒を渡してくれたのが妙に印象に残っています。

販売所で流れているアンジュルムの曲たちにもう泣いてました。交差点はあかんよ。

 

 

 

田安門前

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あっ
黄色から黄緑色だ、
と思い、瞬時に写真を撮っていました。

逆光だから、残ってる写真じゃちょっと分かりにくいけど。笑

「起承転結」のイメージイラスト通り、4本の木がちゃんと左から黄色→黄緑色のグラデーションになっていたんですよ。

 

 

 

九段下駅の坂

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すごく見事なイチョウ並木。

ここも、黄色と黄緑色まじり。

 

街全体がふなちゃんの色に染まっていました。

 

祝祭のようで、嬉しくなる。

ええやん、東京。素敵な街やん。

 

 

 

終演後

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終わった。

会場内への入り口は裏側の北からでしたが、出口はこの看板の真上のところからでした。

 

 

スタンド花

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たくさんのお仕事、誇らしいねぇ。嬉しいねぇ。

 

 

 

翌日

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東京駅に向かってお散歩のように歩いている時に、またもや黄色と黄緑色の木に出会いました。

現実感もなく、つらいばかりの第一日を晴れやかに彩ってくれました。 

 

今も心に残るグラデーション。東京2020の空をずっと忘れません。

 

 

 

寒さとウイルスに備えて警戒心たっぷりでの遠征でしたが、秋色が差し込まれた街並みを堪能し、思いがけず癒されました。

 

ありがとう、東京。美しい2日間でした。 

  

 

 

 

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