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ふなっきと行く!卒業旅行 in アイスランド #3「露天風呂と土地の洗礼」

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こんにちは!ポルカです。

2019→2020年越しアイスランド旅行の模様をお送りしております。

長期連載になってしまっているけど、こんな御大層に引っ張るほどのものでもない。 

 

前回

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前回は、日本を発ちコペンハーゲンで乗り換え、ケプラヴィーク国際空港到着したところまででした。

ここからいよいよアイスランドでの6日間が始まります。

 

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2日目:12月29日(日) ケプラヴィーク~ブルーラグーン~レイキャビーク市内

アイスランド到着からひと晩明けて、翌朝。いよいよ観光の始まりです。

 

空港到着後1晩宿泊していたのは、ケプラヴィーク国際空港まで送迎してもらえる近くのホステル。

朝食をいただき、宿から送ってもらい、空港発のバスツアーに参加し、世界最大の露天風呂「ブルーラグーン」へ向かいます。 

 

ああ、憧れのブルーラグーン!

冬のアイスランドで、1年の終わりに露天風呂に浸かりゆったりと疲れを癒す。なんて素敵なアイディアでしょう!

長時間フライトの翌日にこの行程を組んでるところもナイスポイントですよ!流石!わたし!

 

さぁ、到着しました。時刻は朝9時ごろ。

ここがあの、憧れのブルーラグーン入口!

 

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真っ暗!!!!!!!!!!!!

 

そうです。朝の9時なんて、まだ日が昇っていないのです…。

北緯63度~66度、日の出は11時ごろ。風呂に浸かりながら日の出を待つといたしましょう。

気を取り直して大きな荷物を預け(有料)、水着に着替え(ロッカーのシステムがよく分からずウロウロ…)、Go Proを持っていざ突入!

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ブレてますが、ブルーラグーン全体図。広い

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さむ~~い外気温、しかし湯けむりポッカポカ!…な期待に反して、浸かったお湯の温度は「ぬる~~~い!」

温泉というより、温水プールといった感じの温度感。うん。

 

そして、これは予想外だったのですが、水深が深い!!

なので、座って手足を伸ばすようなスタイルではなく、常に立っていなくてはならない。

 

結論:湯けむりのんびりできない。

 

とはいえ、どうにか模索するうちに、たまに温かいお湯が出てくる排水管?の近くに腰掛ける(というか、正確に言うともたれる)ことができる岩場を見つけ、安息。時々動いてあったまるペースも掴んできた。

 

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ちょっと明るくなってきた?

 

In-Water Barという素敵なスポットでフリードリンク1杯付きのプランということで、ドリンクも頂きました。

なんだったか忘れたけどアルコールにした気がする。せっかくの露天風呂なので!バカンス!

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赤い方がわたしのですが、なんだったかな?

 

ブルーラグーン恒例の泥パックは、広い露天風呂の一角に泥をくれる小屋(Mask Bar)があって、そこでもらいます。お肌つるつるになったかな。

サウナもありましたが、小屋から出たりお湯から上がって移動したりする度に寒い寒いってなるのでむしろ冷えた気がする。

なんだかんだで2時間近くを過ごすうちに段々明るくもなってきました。明るいといってもどんよりしているけれど、これがこの国のお天気かな。

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冬のブルーラグーン

 

露天風呂から上がってシャワーで暖まり(…)、ふなちゃんとパチリ。

 

これは正確にいうと、ブルーラグーンではなく、ブルーラグーンの外にあった池(?)です。

ふなちゃんをお風呂に持って入るのを忘れてしまったため、入浴後にここで撮影しました。ちょうど日ものぼって、乳白色と青色がまさにブルーラグーンという感じ!

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しかし、お風呂に持ち込んでいたGo Pro自撮り棒は、おそろしいことにネジの金属部分がお湯の成分のせいでサビサビになってしまったので(ブルーラグーンは地熱海水が源泉)、もし大切なふなちゃんと一緒にお風呂に入っていたら…!キーホルダー部分は…!!

ブルーラグーン入らなくて正解だったと思います。結果として!

 

その後、送迎バスがなかなか来なくて寒空で凍える時間もありつつ、無事に一路首都レイキャビークへ。火山地帯の独特で、肥沃な大地に目を見張ります。

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観光地レイキャビーク

レイキャビークは(というかアイスランドは)鉄道が無く、公共交通機関はバスのみです。

観光手段としては、夏場はレンタカー、そして大手2社のほか様々な旅行会社が運営するバスツアーが発展しており、観光客は自分たちの旅程に合わせて1日ツアーや半日ツアー、マルチディツアー、そしてオーロラハンティングツアーに申し込んでいくことになります。

 

今回、わたしたちが日本出発前に申し込んでいたツアーは以下の通り。

 

・ブルーラグーン入場券付き+ケプラヴィーク国際空港⇔レイキャビーク送迎バス

・オーロラハンティング(別日振替保証)

・氷の洞窟トレッキング+南部海岸1泊2日

・シルフラシュノーケリング+ゴールデンサークル観光

・レイキャビーク→空港送迎(最終日早朝便に合わせて)

 

VeltraやGuide to Icelandなどのサイトを駆使し、お値段やオプション、細かな条件を首っ引きで比較検討。

特に、年末年始ということもあり催行日程と申し込み人数が限られているため、メインである1日2日ツアーは8月に予約完了させていました。

悪天候による予備日なども考えながら、バウチャーを握りしめ、見も知らぬアイスランドの大地に乗り込んだわけです。

 

しかし、そこまで完璧に手配しておきながら、バスツアー初乗車であるこの日さっそく、自分の降車場所がよく分からないままにBSIバスセンターまで連れて行かれてしまい、別途、車を出してもらうハプニングもありました。

 

レイキャビーク市内は道が狭いところもあるため、大型バスでそのまま宿泊ホテルに送迎してくれる訳ではなく、街中に点在する道端の乗降場所(名前とナンバーがついている)に各社のバスがそれぞれのお客さんの集合時間に合わせて迎えに来るパターンの街です。

この時は、自分の宿泊場所に一番近い乗降場所に向かってくれるものと思っていたら、そちらには曲がらないため手前の乗降場所で降りるべきだったようで、???と思っているうちに目的地から遠ざかり、バスの終着地点まで行ってしまったという訳でした。

結局、BSIバスセンターで適切な案内をしてくれる人を見つけて、送迎車を出してくれると分かるまでの時間の心細さと言ったらたまりませんでした。なんとかリカバリーできてよかったです。

 

チェックイン後、翌日以降に備えてスーパーでお買い物。

レイキャビークでは、食事なし、キッチン付き、バストイレ共用、フロントは限られた時間のみオープン、セキュリティーカードで出入り自由のホステルに泊まっていました。

なかなかに物価のお高いお土地柄なので…ホテル代と食費は節約どころです。ケチるところはケチる!その代わり観光にお金をかける!しかない!

 

この日以降、日本から持っていったパスタとパスタソース、袋麵やパックご飯を主食とし、現地で買い出したパン、肉製品、野菜、ジュース、SKYRなどと合わせて食べていました。

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SKYRほんと神。いろんな味を食べました。シンプルにバニラ味が好きだったかな。

 

共用キッチンで、他の宿泊者の人とコンロの使い方に悩んだり、猫ちゃんと触れ合ったりという出会いも有りました。

トースターや食器類が借りられるのもすごく便利。快適でした。

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いつもキッチンをウロウロしていたホステルの猫ちゃん

 

 

さてレイキャビーク初日の夜は、オーロラハンティングツアーに参加!

定点でオーロラが出るのを待つのではなく、ミニバスで追いかけていく形式です。

申し込んだのは、3ヶ所停車保証をうたった英語ツアー。

 

しかし、この日は条件が悪く、オーロラどころか星も見えない曇り空。

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最初の降車地がいまいち。

次に移動した謎の草地(しかも灯りが眩しい)はもっといまいち。

ビュウビュウと突き刺さるような寒風に吹かれ、非常~~に凍え、もらえたココアとクッキーだけがいのちの頼り。

結局、3ヶ所目に出発することもなく、諦めモードで帰りました。

(3ヶ所保証だろうが!と抗議しているお客さんがいて、そうだそうだ!とは思ったものの、いやこれはどこに移動しても無理でしょ…の空気が車内中に漂っていた)(そしてその空気が勝った)

 

オーロラが見られなかった場合は別日に振替え希望を出すことができるので、帰路のバス中で速攻メール申込。予定を鑑みると、空いている1月1日の夜が良いのですが、当然ホリデーでツアーお休みなので1月2日の夜に申し込みました。

大丈夫、一度や二度の天候不良は予め覚悟済み。そのために長い滞在にしたのだし、何度でもチャレンジできるように早めに1回目の予定をとったのだから。

 

とはいえ、遠路はるばる念願込めてやってきた夢のアイスランド。

どうか、1回でも少しでも、オーロラ見られますように!

 

 

第4話はこちら

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